ライバル視されていたワン・ダイレクションとの関係

ーーリアム・ペインさんは、ワン・ダイレクションのメンバーで、当時は人気ボーイズグループ同士として比較されることもあったと思いますが、どのように感じていましたか?

マックス:確かに当時、ワン・ダイレクションとザ・ウォンテッドの間でちょっとしたやりとりがあって、メディアはそれを結構大げさに報道していたね。正直、リアムとも「一時期はお互いキライだったよね」「それは本当だよ」って感じで話したんだ!

シヴァ:みんながみんな、そうじゃないって(笑)

マックス:いや、俺は少なくともキライだった(笑)!でもそれぞれ大人になったし、人生はそんなに長くなく短いし、もっと大事なことがあるって気づいたからね。

僕たちもみんなも精一杯、活動しているもんね。当然1Dの方が、ビッグなグループだった。色々やりとりはあったけど、今は本当に全部水に流して、仲よくやってるよ!

ヒットソングと新曲を収録した新アルバム発売!

ーー11月19日に、これまでのヒットソングをおさめた、『モスト・ウォンテッド:ザ・グレイテスト・ヒッツ』をリリースされました。このアルバムにはどんな想いが込められていますか?

ネイサン:とにかく自分たちがこの10年・11年でやってきたことを「お祝い」する作品になっているんだ。最も愛されている曲が入っているし、新曲も入っていて、中にはアコースティックバージョンも入っているんだ。さっき言っていたベッキー・ヒルとの曲も入っていてすごくいいし、とにかくファンのみんなが、僕たちの曲にいっぱい反応してくれてることがすごくうれしい!あと、リマスターバージョンも収録されているよ!

ジェイ:あと、ザ・ウォンテッドを知らない人たちも、どんなバンドなのかなって知りたかったら、これを聞いた全部コンパクトに入っているのですごくいいんじゃないかな!新曲の「Rule The World」はマックスが書いて、「Colors」はネイサンが書いているんだよ!

ーー今回の新アルバムには「Rule The World」「Colors」の新曲2曲が収録されていますが、それぞれどのような楽曲になっていますか?

ジェイ:じゃあ、ネイサンがマックスが書いた曲「Rule The World」を紹介して、マックスがネイサンが書いた曲「Colors」の紹介をしようか!

ネイサン:スタジオで作った曲が一回できあがると、そこから先はザ・ウォンテッドの曲になるんだ。「Rule The World」は、マックスがラルフと書いたもので、本当にすばらしい曲だよ!

実は、四年前にもともと書いていて、再結成したときには絶対みんなで歌うんだっていう気持ちで書いたんだ。やっぱり一人じゃできないことっていうのがあって、メンバーみんなが集まって初めてできることっていうのがある。そういうことを歌った曲だよ!

マックス:「Colors」はネイサンがデヴィットとすばらしいソングライターと一緒に書いた曲で、自分を表現するという曲なんだ。

「自分の色を見せて」っていう歌詞があるんだけど、今の時代まさに本当に求められることで、みんながそうすべきだというメッセージが込められているんだ。聞いていてとても気持ちよくもなると同時に、何がすごいって、ここに「オッオッオッ 」ていうところがあるんだけど、まさにザ・ウォンテッドらしい曲に仕上がっているんだ。大事なメッセージとともに、ザ・ウォンテッドならではの、みんなで歌える、すごく盛り上がれる曲になっているよ!

ーー最後に日本のファンへメッセージをよろしくお願いします。

何年も前に僕たちのことを見つけてくれてありがとうございます!僕たちはすっかり日本の虜になったけど、みんなも僕たちのことを気に入ってもらえたらすごくうれしいし、何年もの間、応援し続けてくれたことをすごく感謝していて、5人でまたこうして戻ってこれてとてもうれしい!

みんなと一緒に、僕たちがこれまで書いてきた音楽をお祝いしよう!距離は離れてるかもしれないけど、心は近くにいるよ。2022年にまた会いましょう!

(インタビュー終わり)