昔ながらの風情が残る東京の清澄白河と門前仲町。歴史あるスポットや美術館はもちろん、最近はおしゃれなカフェやパン屋などがあり、観光やグルメを満喫できます。今回は1日で楽しめる清澄白河と門前仲町の旅をご紹介!東京のおしゃれな下町を散策してみませんか?
清澄白河と門前仲町ってどんな町?
清澄白河(きよすみしらかわ)は、東京で「下町」と呼ばれるエリアのひとつ「深川(ふかがわ)」エリアの一角に位置する町。清澄庭園(きよすみていえん)や東京都現代美術館といった観光スポットがあるほか、最近は倉庫をリノベーションしたカフェもあり、老若男女を問わず、多くの人が訪れています。
また門前仲町(もんぜんなかちょう)も深川エリアの一角に位置しており、地元の方からは「門仲(もんなか)」という愛称でも親しまれています。深川不動尊(ふかがわふどうそん)や富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)といった寺社仏閣があり、門前町として栄えているほか、おしゃれなレストランやベーカリーもあります。
清澄白河と門前仲町へは、東京駅から東京メトロを利用するのがおすすめ。丸ノ内線で大手町駅で乗り換え、半蔵門(はんぞうもん)線に乗って清澄白河駅で下車。約15分でアクセスできます。また門前仲町までは、大手町駅から東西線に乗車。約15分で行くことができます。
9:00 カフェの町・清澄白河で人気の「ブルーボトルコーヒー」でモーニング
旅の始まりは、カフェが多く立ち並ぶ清澄白河から!ここで、朝食を食べに行きましょう。今回訪れたのは、清澄白河駅から10分ほど歩いたところにある「ブルーボトルコーヒー」。2015年、アメリカから進出したコーヒーチェーンで、コーヒーや紅茶のほかフードやスイーツも提供しており、2019年4月には「清澄白河フラッグシップカフェ」としてリニューアルオープンしました。
ドリンクは、カフェラテやアメリカーノ(税込605円)、レモネード(税込605円)などが人気。ドリップコーヒーでは、時期によって異なりますが、ニカラグアやコスタリカ、エチオピアなど、中南米やアフリカのコーヒー豆を使った香りのいいコーヒーを楽しめます。
またフードはグリルドサンドイッチを提供。チーズまたはレタス&チキン(税込1,100円)の2種類から選びましょう。オリジナルのトマトスープがついており、こちらも絶品です。
さらに清澄白河店限定の品にも注目。2種類のチーズを使用したムースにラズベリーとレッドカラントソースが入った「季節のタルト」や、大きめのプリン(税込660円)もおすすめ。ここでしか味わえないスイーツをチェックしてみて。
10:00 「東京都現代美術館」で現代アートを鑑賞しよう!
ブルーボトルコーヒーでモーニングを食べたら、次の目的地へ。10分ほど歩いたところにある「東京都現代美術館」でアートを鑑賞しましょう。若手作家の作品を中心に約5,500点の作品が収蔵されています。また図書館やレストラン、カフェも併設しています。
展示される作品は定期的に入れ替えが行われており、企画展示室では、様々な現代アートの作品を鑑賞できます。宇宙をイメージした絵画や彫刻など、大正時代から昭和、平成にかけて作られた作品が並びます。
またコレクション展示室にも注目。1945年(昭和20年)以降に制作された作品を中心に、テントを使った彫刻や絵画、映像など、ユニークな作品を鑑賞できます。
11:30 「リカシツ」でオシャレな実験道具を買おう!
アートを満喫したところで、おしゃれな雑貨を買いに行きましょう。清澄白河駅から歩いて4分のところにある「リカシツ」。カフェやブティックなどが入る複合施設「fukadaso(フカダソウ)」の中にあり、理化学の実験用のガラス雑貨を取り扱っています。
店内では、三角フラスコ(1個税込・671円~)のほか、平底試験管(1個税込136円~)、ビーカー(1個税込418円~)など、バラエティ豊かな実験用ガラス雑貨を豊富に取り揃えています。花びんや調理道具など、インテリアやキッチンにも応用できるので、ぜひ試してみて。
あわせて「理科室蒸留所」でドリンクをテイクアウトするのもおすすめ
リカシツでショッピングをするだけでなく、お店のななめ向かいにある「理科室蒸留所(りかしつじょうりゅうしょ)」に立ち寄るのもおすすめ。店名の通り「蒸留」をコンセプトにしたお店で、水蒸気を活用した蒸留法で作ったドリンクを提供しています。
こちらは鹿児島・霧島産の碾茶(てんちゃ)の水出し碾茶。ほかにも清澄白河にあるコーヒーロースター「アライズ コーヒー ロースターズ」で焙煎した豆を使った「水出し珈琲」(税込400円)などがあります。散策でひと息つきたい方におすすめです。