スタイリッシュなくれ縁・広縁
室内につくる縁側は、部屋と部屋の空間をつなぐ役割も果たしてくれます。たとえば2世帯住宅の平屋の場合、それぞれのリビングに面したくれ縁・広縁をつくることで、親世帯と子世帯が自然に集まるスペースになるでしょう。縁側をつくりたいけれど、和を強調しすぎず洗練された空間にしたいという人も、家の内部につくる広縁なら住宅内のインテリアに合わせたデザインも可能です。
板張りではなく石畳にしてみたり、室内と広縁を区切る戸を木の格子にしたりすることで個性的な空間をつくれます。リビングや和室から庭が見える広縁をつくりたいのなら、外側を大きな窓にして内側には雪見障子を取り入れてみてはいかがでしょうか。雪見障子は昔からある広縁のデザインですが、デザイン性の高い雪見障子やアンティークの雪見障子を選択するとオリジナリティのある広縁をつくれます。
家の外と中、どちらに作る?
縁側を外につくるべきか中につくるべきか迷ったときには、「縁側をどう使いたいのか」についてあらためて考えてみましょう。ウッドデッキの代わりになる縁側や、外から簡単に出入りできる縁側がほしいのなら外につくったほうがよいでしょう。また季節や気候に関係なく休憩できるスペースがほしいなら、家の中につくるほうが目的に適しています。
デザインと暮らしやすさを重視して、最適な縁側を作ろう
縁側は、住まいのデザインの一部というだけではなく家族の憩いの場かつ暑さや寒さから家族を守る存場所もあります。「ウッドデッキでは直射日光が気になる」という人も、屋根のある縁側なら快適に活用できるでしょう。家の外と中、どちらにつくるべきか迷ったときには「縁側をどのように利用したいのか」について家族で話し合ってみるのも手です。快適な縁側で、落ち着けるわが家をつくりましょう。
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