沖縄県八重山地方の離島【竹富島】の観光は“日帰り”という方がほとんどですが、宿泊しないとわからない魅力がたっぷり!本記事では子連れに最適なコテージステイが叶う、超人気宿「島宿 願寿屋」にステイ。日没から夜、さらに早朝の散歩まで、ゆったりとした時間が流れる“島の暮らし”を、24時間体験してみてはいかがでしょうか。

石垣島から10分で到着!好アクセスが魅力の離島【竹富島】

八重山諸島の中心地・石垣島の離島ターミナルから、高速フェリーでわずか10分。周囲9km、人口400人足らずのこぢんまりとした離島「竹富島」は、そのアクセスの良さから石垣島からの日帰り観光地としてとても人気です。

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(画像=かなたあきこ ノンフィルターでこの鮮やかさ!“八重山ブルー”と称される美しい海、トリップノートより引用)

小さな島なのでたしかに日帰りでも十分に楽しめるのですが、今回おすすめするのは竹富島の一泊旅。夕方の最終フェリーで観光客が帰ってしまった後、また翌日の喧騒までのあいだに訪れる、つかの間の静寂の時間。竹富島の魅力を余すことなくたっぷり味わえる、贅沢なプチトリップです。

泊まるのはわずか2室だけの、超・人気宿【島宿 願寿屋】

筆者は、前日まで西表島に宿泊しており、当日朝一番のフェリーで約40分ほどかけて石垣島へ。同じターミナルの隣の桟橋に停泊していた「竹富島」行きのフェリーに乗り換え、いざ竹富へ。八重山は船便がとても充実しているため、天候による遅延などがなければ、半日かからず複数の島のアイランドホッピングが可能です。

フォトジェニックな赤瓦のコテージ!

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(画像=かなたあきこ 向かって左手が4人用、右手が6人用のコテージ、トリップノートより引用)

今回利用した宿は、敷地内にたった2棟のコテージしかない【島宿 願寿屋】さん。2016年オープン開業して間もないため、とてもきれいでオシャレなお宿です。沖縄らしい赤瓦のコテージは、4人用と6人用でファミリーや大人数のグループにも最適♪

4人用コテージ「トーラ」の間取りはこちら

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(画像=ganjuya.com、トリップノートより引用)
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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

筆者が泊まった4人用の「トーラ」は、琉球畳敷きの和室リビング(茶の間)にベッドルーム、バストイレがついて、さらに専用のお庭にテーブル&チェアが。いずれも和モダンなインテリアに包まれ、とても快適に過ごせます。冷蔵庫や電子レンジ、乾燥機付き洗濯機も完備されて、至れり尽くせり。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)
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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

満天の星を見上げながら、露天風呂につかれる幸せ❤

そして見逃せないのは庭に石造りの露天風呂があること!6人用「フーヤ」には円形、ここ「トーラ」には角形の露天風呂が備えられ、どちらに泊まっても“星見風呂”が楽しめるんです。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

チェックイン後は、レンタサイクルでランチへ

宿に荷物を置き、さっそくレンタサイクルで島内探検&ランチへ。「島宿 願寿屋」では、宿泊者に無料で自転車を貸してくれます。筆者は小学校低学年2人の子連れでしたが、それぞれに合うサイズの自転車を用意してくださり助かりました!

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(画像=かなたあきこ 竹富観光の定番、水牛車ツアーに遭遇!、トリップノートより引用)

サンゴ砂が敷き詰められた真っ白な道を自転車で進むうちに、観光用の水牛車に出くわすことも。咲き乱れる原色の花々や、素朴な島の学校に目を奪われながらも、夏のお昼どきの太陽は容赦なく照りつけ、体力も消耗したため、早々に手近な食事処に入りました。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)
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(画像=かなたあきこ 素朴な島の小・中学校。グラウンドは広い!、トリップノートより引用)

こちらは、屋外の席のみのカジュアルな食事処「たるりや」。手作り感あふれるカウンターで注文し、パラソルの下でいただきます。暑い日に食べる、温かい八重山そばもまたオツなもの。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)
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(画像=かなたあきこ 八重山そば(500円)、トリップノートより引用)

宿の隣のパーラーで南国スイーツをテイクアウト

日中は日差しが強いので、宿で休憩してもよいでしょう。筆者は宿に隣接する「ぱーらー願寿屋」で冷たいスイーツをテイクアウトして、お部屋でいただきました。宿と同様にオシャレな内装のパーラーは、宿泊客でなくとももちろん利用できます。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)
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(画像=かなたあきこ 「南国パフェ」(左、600円)「パッションかき氷」(右、450円) 、トリップノートより引用)

看板メニューのパフェに使われるアイスは、すべてブルーシール。生のマンゴーがゴロゴロ入った「南国パフェ」(600円)や、「ウベ」や「塩ちんすこう」など沖縄ならではの珍しいフレーバーアイスが楽しめる「うちなーサンデー」(600円)が人気です。

夕陽の名所「コンドイビーチ」へ!

エアコンが効いた快適な宿で、ゆるゆると“うちなータイム”を過ごしているうちに、時刻は16時に。こののんびりとした時間の使い方も、泊りだからこそできる贅沢です。少し日差しも落ち着いてきたところで、また自転車に乗って海を目指します。10分ほどで着いたのは、夕陽の名所である「コンドイビーチ」!

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

遠浅のビーチには、数えるほどしか人がいません。そろそろフェリーの最終便が近づき、日帰りの観光客は引き上げた模様。夕方からは、ほぼ貸し切り状態で海遊びをゆっくり楽しむことができますよ。犬と一緒にひと泳ぎしている地元の方もおり、“海とともに暮らす”様子を垣間見れることも。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

18時半を過ぎて、ようやく日没です。真っ赤な太陽が海に沈む、なんともドラマチックな入日!波間に揺られながら、刻々と色を変える“マジックアワー”を眺められるのは、島旅ならではの至福の瞬間です。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)
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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)