全身を大きく使う「三角のポーズ」。

初心者でも挑戦できるポーズではありますが、しっかり正しく行うのは難しいもの…。

今回は三角のポーズのやり方や効果、注意点やバリエーションなどをご紹介します。

三角のポーズとは?

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

「三角のポーズ」は、両手両足を大きく使い、その名の通り、カラダ全体で三角形を作るポーズです。

サンスクリット語では「ウッティタトリコナーサナ」と呼ばれており、ウッティタは「伸びる」という意味で、トリコーナは「三角」という意味を持ちます。

ヨガの代表的なポーズのひとつで、初心者にも挑戦しやすいポーズ。

全身が伸びてスッキリするポーズです。

三角のポーズの効果とは?

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

正しく行うことで、さまざまな効果が期待できる「三角のポーズ」。

4つの主な効果をご紹介します。

全身の血行促進

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

上半身を伸ばしながら倒し、下半身と体幹を使って支える「三角のポーズ」。

カラダ全体がストレッチされるため、循環が良くなり、リンパの流れの改善や血行促進に効果が期待できます。

血行が促進されると、熱もカラダを巡るため、冷え性改善の効果もみられます。

他にも、血行促進されることで得られる効果には、疲労の回復や代謝の改善などがあげられます。

また、このポーズは、普段の動作では伸ばす機会が少ない、股関節をストレッチできるポーズでもあります。

股関節が伸びることで、滞りがちな下半身のリンパの流れを改善し、足のむくみの改善にもつながります。

下半身の筋力アップ

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

「三角のポーズ」では、下半身と体幹でポーズをキープするため、下半身の筋力アップも期待できます。

両足をマットにしっかりと踏ん張ることで、足の筋肉が刺激され、ヒップラインの改善や足痩せにもつながります。

体幹強化

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

上半身をまっすぐに横に倒したままキープする「三角のポーズ」は、体幹強化にも適しています。

カラダを支える腹直筋やわき腹、骨盤まわりのインナーマッスルを刺激して強化します。

体幹が鍛えられることで、ウエストの引き締めや腰痛緩和にも効果的です。

姿勢改善

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

日常生活では伸ばすことが少ない、体側をしっかりとストレッチできる「三角のポーズ」。

他にも、足のゆがみや背骨ねじれを矯正する効果も期待できます。

それによって、誰のカラダにでもある、“左右のアンバランス”を整え、姿勢の改善にも効果がみられます。

また、骨盤まわりが伸びることで骨盤を整える効果も。

まっすぐな背骨の土台となる骨盤を矯正することで、まっすぐな姿勢につながります。