資料のデザインはシンプルで問題なし

伝えたい内容が決まり、構想までできたら、次は実際に資料作りに入ります。資料を作る際に大切なのは、デザインです。使うカラーやフォントでイメージを伝え、文章の配置や挿入する図によって、見やすい資料か見づらい資料なのかが決まります。

図や写真を使って伝わるように

スライドを作る際には、図や画像を用いるようにしましょう。文字だけがズラリと並んでいるだけの資料で人に伝えるのは難しいでしょう。イメージ画像や図があることによって、人に伝わる資料が出来上がります。1スライドにできれば1枚、画像を用いて資料作りを心がけてみましょう。

一つのスライドに一つのメッセージ

基本的なルールとして、伝えたい内容は1スライドに1枚に収めます。
1枚のスライドに、伝えたいことがたくさん重なっていると、頭の中がごちゃごちゃして、読み手に理解してもらうことができません。スライドはなるべくシンプルに、余計な情報は削ぎ落とす必要があります。口頭で説明のできるプレゼンの場合は、なるべく文字数は少なくまとめることです。

文字は必ず整列 縦軸を意識すること

プレゼンの資料作りを頼まれた! 資料作りのコツとポイントは?
(画像=『Cinq』より引用)

資料に文字を加える際は、書き出しの位置が揃うようにかならず整列させておきましょう。文字の配列がバラバラになった資料は美しくありません。人に伝わる資料を作りたいのであれば、配置をとにかく「揃える」こと。

見出しと本文テキストに強弱をつけていても、文字が同じ位置から始まっていれば問題ありません。また行間も統一させるようにご注意を。

使うカラーは3色までに抑える

また、ゴチャゴチャと余計なカラーを使わないのも資料作りの基本です。資料に使うカラーは原則3色まで、というように決めておくと綺麗にまとまります。色はイメージを決める大事な役割があります。資料を綺麗に見せるために使ったカラフルなカラーが、余分な情報を与えてしまい相手を混乱させないためにも、資料はシンプルにまとめておくことです。ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーというように分けて使うと、より綺麗にまとまります。

あらかじめ説明したい内容をスピーチ原稿にしておくと資料化しやすい

プレゼンで資料はとても大事なものとなりますが、何より必要なのが、スピーチの原稿です。プレゼンに慣れていない人は、つい資料を読むだけで終わってしまいますが、なにより大切なのは言葉を用いた“説得力”。言葉なしにプレゼンは切り抜けられません。つまり、話す内容だけでもしっかりしていれば、資料はごくシンプルなもので問題ないのです。

構想を練り、資料化する前にでもざっくりとで問題ないのでスピーチ原稿を作っておきましょう。より相手に伝わるプレゼンが出来るはずです。

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