プレゼン用の資料を頼まれたとき……いきなりPCを開いて構想を練りながら資料作りに取り掛かっていませんか? 人に見せて説明するための資料は、デザインより文章の内容より、まずは「伝わる」ことが大切です。時間を無駄にすることのないよう、伝わる資料作りについて紹介します。
プレゼン資料を頼まれた! 伝わる資料作りのコツ
職場で急にプレゼン資料を頼まれたら……あなたはまず何から始めますか?
書きたいことがまとまっていないままに資料作りを開始するのはNG。構成を考えながらパソコンを開いても、書きたいことがまとまらず、人に伝わらない資料のままに終わってしまいます。資料作りは、人に提案する際に欠かせない大切なもの。そして、相手に「伝わる」ことが何より重要です。今回は、資料作り初心者さんが心得ておきたい、資料作りのポイントについてお伝えします。
あらかじめ構想を練っておく
まず、資料を作る前に構想を練っていきましょう。
物語にも「起承転結」があるように、資料にもそういったストーリー性が必要です。
表紙のあとは
①問題提起(課題)
②解決策
③提供するメリット
④裏付け
⑤スケジュールや予算
⑥今度の流れ などを記載する必要があります。
構想はすぐに消せる手書きで
構想はまず、手書きでメモすることからはじめていきましょう。設計図を書くのと同じです。最初からパソコンに向かって打ち込むより、まずは消せる手書きから始めた方がやり直しも少なく済み、間違いがありません。ある程度内容や伝えたいことが固まってから、パワポに書き出すようにするのがポイントです。これならあまりパソコンが得意じゃない人も安心!
資料に必要になるデータを探し、グラフや表に起こす
課題や、裏付けなどに、必要になるデータを収集していきます。材料がないと料理ができないのと同じように、資料に関しても材料が必要になります。データを整理して、グラフや表に起こしておくことでより相手に伝わる内容になります。数字をわかりやすく、見える化しておくことが必要です。