5. 「Shelly Beach(シェリー・ビーチ)」でスノーケリング
絶景を堪能したら来た道を途中まで戻り、シドニー有数のスノーケリングスポットと言われるシェリービーチに向かいましょう。
絶景遊歩道「Shelly Beach To Barracks Precinct Walk」
ノースヘッドからシェリービーチへは、絶景のブッシュウォーク「Shelly Beach To Barracks Precinct Walk(シェリービーチ・トゥ・バラックスプレシンクト・ウォーク)」を下ります。来た道を途中まで戻り、ミリタリー施設の間を突っ切って絶景ブッシュウォークがスタートです。
ビーチまでは下り坂なので行きの上り坂よりも楽ですが、足元が悪いところもあるので滑らないよう気をつけましょう。途中には外洋やマンリービーチを見渡す断崖絶壁の絶景スポットが目白押しですが、手摺などは一切ないのでくれぐれもご注意ください。
シドニー有数のスノーケリングスポット
ノースヘッドから約30分でシェリービーチに到着です。ブッシュウォークを終え疲れて汗をかいた後、この美しいグラデーションの海が目の前に広がっているのを見ると、すぐにでも飛び込みたい衝動にかられます。暖かい時期であれば、服の下に水着の着用がおすすめです。
ここはシドニー有数のスノーケリングスポットとしても有名なので、マスクとフィンを持って訪れる海水浴客も多いです。外洋側ですが岬の内側にあるので、比較的波も穏やかで初心者でも安心。左右には岩場が広がり、大小さまざまな魚を見ることができます。
6. ビーチ脇のカフェ&レストラン「Boathouse(ボートハウス)」でランチ
シェリービーチに訪れたら外せないのが、ビーチのすぐ脇にあるカフェ「Boathouse(ボートハウス)」。The Boathouse Groupはシドニーの海沿いを中心にカフェを展開していて、他にもPalm BeachやBalmoral Beachにあるカフェも人気です。
店内のインテリアは店名「ボートハウス」の通り、ブルーとホワイトを基調にした爽やかな中に、温かみのあるナチュラルな素材を使ったコースタルな雰囲気です。マリーナの桟橋にある他のボートハウスとは異なり、ここはビーチのすぐ脇にある「ビーチハウス」というイメージで、ビーチを眺めながらランチが楽しめます。
定番のフィッシュ&チップスも、蒸籠に入って美しく盛られているだけで何だかおしゃれに見えます。メニューは他にもシーフードのグリルやステーキ、サンドイッチまでありバラエティ豊か。コーヒーだけでなくカクテルやワインなど、アルコール類も豊富です。
ボートハウスと言えば、トレードマークの可愛い錨型のテイクアウェイ・カップ。食後は持ち帰りでコーヒーを買って、再びビーチの砂浜で寝っ転がりましょう。
7. 最後は定番の「Manly Beach(マンリー・ビーチ)」
シェリービーチでたっぷり遊んだら、海沿いの遊歩道「Marine Parade(マリーン・パレード)」を歩いてマンリーの中心街に向かいましょう。マンリーは数々の美しいビーチが点在するビーチ天国ですが、最後はやっぱりシドニー有数の人気ビーチ「Manly Beach(マンリー・ビーチ)」を見ないと終われません。
三角形のロックプール「Fairy Bower Pool(フェアリー・バウアー・プール)」
マンリーにあるロックプール(岩場を利用した海水のプール)の中でも、特に人気のフォトジェニックスポットが「Fairy Bower Pool(フェアリー・バウアー・プール)」。シェリービーチとマンリービーチの間にある三角形のロックプール脇には、ギリシャ神話の水の女神「オセアニデス」の彫刻が見守っています。
残念ながらプールは2021年11月現在工事中ですが、シェリービーチとマンリービーチの岩場一帯は「Cabbage Tree Bay Aquatic Reserve(キャベッジ・ツリー・ベイ水生保護区)」と呼ばれる広大な磯で、様々な海洋動植物の生息地になっています。シェリービーチよりはやや波も高めなので、中級者向きのスノーケリングスポットです。