ボンダイビーチと人気を二分する、シドニー湾の北にあるマンリービーチ。松の並木が並ぶ長い砂浜と、大きな波が打ち寄せる美しい海岸、外洋からシドニー湾を一望する岬、グルメやショッピングなどがギュッと詰まったエリアを、たっぷり1日かけて楽しみましょう。

Manly Beach(マンリービーチ)とは?

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

Manly Beach(マンリービーチ)はシドニーシティから15km、シドニー湾の北側にあるビーチです。ノーフォーク松の並木が3km続く長いビーチは、観光客だけでなく地元の家族連れにも大人気。大きな波が打ち寄せるので毎年サーフィン大会も行われ、地元サーファーだけでなく世界中からサーファーが訪れます。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

大小合わせて10以上の美しいビーチが点在するマンリーの魅力は、ビーチだけではありません。ノースヘッドと呼ばれるシドニー湾入り口の岬からは、外洋とシドニー湾を一望するトレッキングが楽しめ、美味しいグルメやマーケットでのショッピングなど、シドニーの魅力がギュッと凝縮しています。

1. フェリーに乗ってクルーズ気分

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

マンリーにはシドニーのシティからフェリーで向かいましょう。Circular Quay(サーキュラーキー)のフェリーターミナルからF1フェリーに乗って約30分。運賃は上がりますが、「Manly Fast Ferry(マンリー・ファスト・フェリー)」に乗れば20分で到着です。

オペラハウスやハーバーブリッジ

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

サーキュラーキーを出発すると右手にオペラハウス、左手にハーバーブリッジが見え、そのダイナミックさが味わえるのもフェリーの醍醐味です。サーキュラーキーを出港する際は見所が盛りだくさんのタイミングなので、写真撮影の準備をお忘れなく。

タロンガ動物園やワトソンズベイ

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

しばらく行くと右手にワトソンズベイなどがあるイースタン・サバーブと呼ばれるエリア、左手にはタロンガ動物園などがあるノースシドニーのエリアが広がります。以前ご紹介した「スピットブリッジからマンリーまでのブッシュウォーク」があるのは、進行方向左側です。そんな景色を眺めていると、あっという間にマンリーに到着です。

美しいシドニーの風景を楽しみながらクルーズ体験ができるフェリーは、公共交通機関ではありますが「シドニーに訪れたら絶対に外せないアクティビティ」の1つです。

2.ベーカリーカフェ「ローラーズ」でクロワッサン

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

約30分のクルーズを終えマンリーワーフに到着したら、まずは人気ベーカリー・カフェ「Rollers Bakehouse(ローラーズ・ベイクハウス)」に訪れて腹ごしらえ。メイン通り「The Corso(ザ・コルソ)」の裏手にあるので少々わかりづらいですが、朝からお店の前にはパンを求めるお客さんで列ができています。

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(画像=mayumi この日店頭に並んでいたクロワッサンは10種類以上。、トリップノートより引用)
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(画像=mayumi パリパリの皮が香ばしいCinnamon Scroll($6.80 / ¥560)、トリップノートより引用)

個性的なクロワッサンが有名なローラーズは、グルメサイトなどの「シドニーの美味しいクロワッサン」ランキングでも常にランクインする人気店。ショーケースには個性あふれるクロワッサンがずらりと並び、定番からシナモンやナッツクリーム、炭が練り込まれた真っ黒なクロワッサンまであります。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

裏通りらしからぬ薄いピンクの壁とサボテンの可愛らしい外観は、メキシカンな雰囲気も漂わせつつ、LAのような洗練されつつも適度に気の抜けた緩さもあり、「海の街・マンリー」らしさを感じます。

3. ノースヘッドまでトレッキング

腹ごしらえが完了したら、シドニー有数の絶景ポイント「North Head(ノースヘッド)」までのトレッキングがスタートです。ローカルビーチや住宅街を通りつつ、断崖絶壁のノースヘッドに向かいます。トレッキングと言いつつも舗装されている道が多いので、マウンテンブーツなどの重装備は必要ありません。ただ歩きやすいスニーカーは履いていきましょう。

マンリー埠頭の脇「East Manly Cove(イースト・マンリー・コーヴ)」

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

「East Manly Cove(イースト・マンリー・コーヴ)」は、マンリーのフェリー乗り場を降りてすぐ隣にあるビーチ。船やボートが行き交う埠頭の近くにもかかわらず水の透明度は高く、週末にはSUPやシーカヤックの講習も行われています。埠頭からアクセスがいいものの、人も少なく静かなビーチです。

キッズフレンドリーな「Little Manly Beach(リトル・マンリー・ビーチ)」

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)
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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

イースト・マンリー・コーヴ沿いを進み住宅街を抜けると、子供達の声が響き渡る小さなビーチ「Little Manly Beach(リトル・マンリー・ビーチ)」が見えます。遊具やシャーク・ネット(サメ避けのネット)もあるので、子供も安心のキッズフレンドリーなビーチです。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

ビーチ脇にある小さなカフェ「Ripples Little Manly(リプルズ・リトル・マンリー)」は、以前ご紹介した「Ripples Chowder Bay(リプルズ・チャウダー・ベイ)」の姉妹店です。キオスクのようなカジュアルな雰囲気は休憩にぴったりです。

国立公園内のローカルビーチ「Collins Beach(コリンズ・ビーチ)

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)
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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

リトル・マンリー・ビーチを抜け更に通りを進むと、森の奥にローカルビーチの「Collins Beach(コリンズ・ビーチ)」が。ここまで来ると観光客はほとんどいません。その代わり誰にも邪魔されない「秘境ビーチ」感が楽しめます。

ミリタリー施設を抜けてノースヘッドへ

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

コリンズビーチからはシドニーハーバー国立公園の中に入るので、鬱蒼と茂る森の中のブッシュウォークが始まります。森を抜けると少々勾配の急な坂があり、さらにその先にオーストラリアの旧ミリタリー施設「The Barracks Precinct(兵舎地区)」があります。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

軍施設なので昔は一般人は立ち入り禁止でしたが、今はノースヘッドへの通り道として立ち入り自由です。そこを抜けると断崖絶壁のノースヘッドに到着します。

4. ノースヘッドからシドニーを一望

絶景の展望スポット「City View(シティ・ビュー)」

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

残念ながら2021年11月現在、周辺道路一帯のアップグレード工事に伴い、ノースヘッドの断崖の突端まで行くことはできませんでした。その代わり途中の「City View(シティ・ビュー)」のポイントを今回の最終地点としました。

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(画像=mayumi、トリップノートより引用)
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(画像=mayumi、トリップノートより引用)

ここからの眺めも息を呑むほどの絶景で、シティをはじめとするシドニーほぼ全体が見渡せます。「シドニーシティの高層ビル群って、本当に狭い範囲なんだな」ということもわかりますね。

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(画像=mayumi ノースヘッドに続く道は、残念ながら閉鎖中。、トリップノートより引用)
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(画像=mayumi City Viewの目の前にあるBella Vista Cafe、トリップノートより引用)

近くにあるカフェ「Bella Vista Cafe(ベラヴィスタ・カフェ)」でコーヒーを買って一休みするのもいいですね。工事が完了すれば遊歩道がもっと整備されて歩きやすくなり、展望台はより人々がくつろげる雰囲気になるそう。新しいバス停もできるそうなので、歩くのが不安な人はフェリーからバスで簡単にアクセスできるようになります。