結婚式と同じくらい大きな思い出となるイベントが、結婚式の前撮り。お気に入りの場所で撮ったり、結婚式とは違う衣装で撮ったりと、こだわって撮影する方も多いのではないでしょうか。現在では、結婚式を予定する約70%のカップルが、結婚式の前撮りをしていると言われており、その割合は年々増えています。

記念や思い出にもなる前撮りですが、その写真の活用方法が分からないというカップルも…。前撮り写真は、結婚式の準備から結婚式当日、結婚式後まで、賢くおしゃれに余すことなく活用しましょう。

この記事では、前撮り写真の活用方法9選を紹介します。結婚式の前撮りについて、基本知識や注意点も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

前撮り写真活用方法|前撮りとは?

前撮り写真活用方法9選!賢くおしゃれな活用アイデアとは
(画像=『トランカ』より引用)

まずは、結婚式の前撮りについて、基本知識や注意点を詳しく解説します。

結婚式の前撮りとは?

結婚式の前撮りとは、結婚式の前に行う写真撮影のこと。新婦はウェディングドレスや白無垢を着て、新郎はタキシードや紋付羽織袴を着て、結婚をテーマにした写真を撮影します。撮影時には、結婚式と同じようにプロのカメラマンやヘアメイクスタッフが付き、好きな場所で撮影することが可能です。場所や内容によって金額が変わりますが、相場は15万円。決して安くないからこそ、前撮りからこだわって行うカップルや、前撮り写真を活用するカップルが増えています。

前撮りをすることで、様々なメリットがあります。まずは、ゆっくりとプロに写真を撮ってもらえること。結婚式当日の新郎新婦は忙しく、ゆっくり写真を撮れる時間はわずかしかありません。前撮りをすることで、結婚式当日に撮れないような写真や、撮りたいイメージや雰囲気に合わせた写真を撮ることができます。

また、結婚式とは別の衣装が着られることもメリット。和装と洋装、ウェディングドレスとカラードレス、あれもこれも全部着てみたいという気持ちを叶えられます。撮影するロケーションも選べることがほとんどで、こだわりを存分に詰め込むことが可能です。

前撮りをする最大のメリットは、結婚式の準備から結婚式当日、結婚式後まで、写真を活用できるということ。写真を活用することを前提に、前撮りをするカップルも増えています。

納期に余裕を持とう

前撮り撮影のデータは、撮影が完了してから納品されるまでに時間がかかることがあります。その手元に届いたデータをアイテムに加工するには、さらに時間がかかります。結婚式前は、ただでさえ準備で忙しい時期。前撮りをする場合は、余裕を持ったスケジューリングが大切です。

一般的に、前撮りは結婚式の2~3か月前に行うカップルが多いと言われています。おすすめは、3か月前までに済ませておくこと。前撮りのデータは、受け取るまでに案外時間がかかります。早いところで1週間後、遅いと撮影してからデータを受け取るまでに1か月以上かかることも。余裕を持ちたい方は、3か月前までに撮影を済ませておきましょう。

早めに前撮りをすることで、データが早くもらえるというメリットがありますが、デメリットもあります。結婚式当日に向けて、エステに通ったり、ダイエットしたりしている方もいるのではないでしょうか。そんな方たちは、なるべくきれいになってから前撮りをしたいと、前撮りを早く終わらせることをデメリットと感じてしまうかもしれません。

ですが、写真を撮ってくれるのはプロのカメラマンです。きれいに写るように写真を撮ってくれるはず。なるべく前撮りまでに花嫁美容を済ませておくと安心ですが、完璧な状態でなくてはいけないなんてことはありません。それよりも、納期に余裕を持つ方が大切です。

データをもらおう

結婚式の前撮りをしたら、必ずデータをもらいましょう。前撮りは、業者によって様々なプランが打ち出され、そのプランから自分に合ったものを選ぶことになります。プランによっては、「アルバムのみお渡し」や「データ別料金」という場合もあります。業者やプランを選ぶときに、どのように納品されるのか、納品形態を確認するようにしましょう。

前撮り写真を活用する場合、パソコンやスマホを使って、写真から様々なアイテムをつくることになります。その場合、データで受け取っておかなければ、満足のいくような写真の活用ができません。また、プランによって、「データ50枚」や「全データお渡し」など、データの量も様々です。ここは予算が関係してくるので、予算内に収まるようにするのが良いですが、できれば全データが好ましいです。データの母数が多いほど、気に入った写真も多くなります。前撮り写真を活用するときは、なるべく気に入った写真を使いたいですよね。なるべく多くのデータをもらい、余すことなく活用しましょう。