千葉県へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!千葉県の魅力や基本情報、おすすめの市町村などを紹介しています。それに加えて、移住支援情報や就業支援情報についても解説します。千葉県に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

千葉県ってどんなところ?

人口 推定人口、6,278,000人 (2019年6月1日)

千葉県は、地域ごとに多様な特色を持っており、農業・漁業・工業・商業とバランスの取れた産業構造です。東京にも近い千葉県の、まずは、特徴や魅力について知っておきましょう。

千葉県の特徴や歴史

県内には100万規模の人口を有する政令指定都市の千葉市を筆頭に、中核市最大の人口約64万人の船橋市、50万都市の市川市・松戸市、40万都市の柏市、30万都市の市原市、20万都市の流山市、八千代市と中核市同等の人口を持つ自治体が多数存在しています。

また、平地の割合が大きく、可住地面積が広いことからも古くから住宅地開発が進んでおり、特に総武本線・常磐線や京成線沿線に位置する都市は繁華街も多く、駅周辺の人口増加が著しい傾向にあります。

中心業務地区の幕張新都心、アジア地域有数の国際見本市会場である幕張メッセ、国際線旅客数・就航都市数・貿易額で日本一の成田国際空港、日本三大港湾である東京港湾の一角を担う千葉港、水揚げ量日本一で日本三大漁港の銚子漁港、集客施設来場者数日本一のディズニーリゾート、京葉工業地帯(浦安市から富津市)、柏の葉地域(柏市)には東京大学・千葉大学(柏キャンパス)を中心とした公・民・学連携の新産業創造都市(柏の葉スマートシティ)など、さまざまな産業構造をなしています。

高速道路や新幹線、空港へのアクセスの良さ

東京駅までは、JRを利用すると船橋駅から快速で約25分、千葉駅からは快速で約40分、木更津駅から特急で約1時間、勝浦から特急で約1時間30分というアクセスの良さです。また、高速バス便も多数あり、成田空港から東京駅は約1時間15分、銚子駅からは約2時間30分で着くことができます。ほかにも東京湾アクアラインやフェリーを利用して、東京や神奈川県に行くルートもあります。

その他の情報

千葉県は、首都圏の東側に位置し、太平洋に突き出た半島になっています。地形は、200~300メートル級の山々が続く房総丘陵を除き、ほぼ平坦です。三方を海に囲まれた千葉県は、冬暖かく夏涼しい、海洋性の温暖な気候です。特に南房総沿岸は、沖合を流れる黒潮の影響を受け、冬でもほとんど霜が降りません。降水量は、夏季に多く、冬季は少ない気候です。美しい海岸や里山、公園や温泉など自然がいっぱいです。

千葉県の移住支援・就業支援制度

千葉県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

続いて、千葉県にはどのような移住支援・就業支援制度があるのか見てみましょう。千葉県内の各地域の特長や移住定住支援者(団体)の声をまとめたパンフレット「ちょうどいい千葉」もあります。

千葉県移住相談会

都心へのアクセスも良く、海も山もある、移住するには「ちょうどいい」、そんな千葉の魅力を伝えるセミナーや相談会の開催など、千葉県及び県内市町村が開催する移住・定住関連イベントがあります。2021年11月13日(土曜日)午後1時から午後5時までオンライン(Zoom)で開催された相談会の例を紹介します。内容は個別相談、先輩移住者によるトークセッション、市町村PRタイムで、参加市町村は銚子市、木更津市、旭市、我孫子市、君津市、南房総市、匝瑳市、香取市、横芝光町、御宿町、鋸南町です。ゲストも参加しました。

空き家情報

たとえば館山市をみてみましょう。「空き家バンクたてやま」は、館山市で移住定住促進・地域活性化を目的に活動しているNPO法人おせっ会が運営しています。館山市内の空き家を賃貸、売買したいという個人の所有者が空き家を登録し、その情報を移住希望の方などへ紹介する仕組みです。勝浦市、鴨川市、南房総市をはじめ、ほとんどの市町村には、「空き家バンク制度」があります。詳しくは、各市町村のホームページを確認してください。

田舎暮らし体験

さまざまな市町村で田舎暮らしの体験ができます。たとえば東金市では、「田んぼの学校」があり、田植えから稲刈りまでの作業を体験しながら、日本の主食「お米」を自分たちの手で作ることができます。市民農園での野菜づくりをはじめ、田舎暮らしに必要なスキルや楽しみ方を学びながら、既に移住した人や地元市民と交流ができるイベントです。

鴨川市では、田舎暮らし交流イベントとして「鴨川暮らしセミナー(かもくら)」を定期的に開催しています。2021年11月27日(土曜日)10時から15時30分 までは、「里のMUJI みんなみの里」開発工房セミナー室で、座学やナガイモの収穫やキャベツなどの定植の実習を行います。ほかにも田舎暮らしのスキルアップにつながる体験や釣り体験、先輩移住者宅の訪問などのイベントもあります。