自分で髪を切るセルフカット|ショートヘアのコツ
ショートは毛先を整えるような感覚で
ショートヘアの場合、長い髪ほど量も多くなく、セルフカットもしやすいので特に簡単にできるでしょう。ブロッキングする必要もないので、思い立ったらすぐカットできます。
ポイントは、伸びてきた毛先を整えるようにカットする事です。髪切り用のはさみより、すきばさみをメインに使っていきましょう。
メインで使うのはすきばさみ
ショートヘアをセルフカットする場合は、髪切りばさみではなくすきばさみを使って整えていきます。まずは櫛で髪全体をとかして、長くなったな、と感じた部分にはさみを入れていきましょう。
通常の髪切りばさみで真っ直ぐに切ると、不自然なパッツンに仕上がってしまいます。すきばさみを使う事で、程よく毛先に動きのある自然なカットに仕上がりますよ。
自分で髪を切るポイント(サイド・後ろ編)
サイドの髪をカットするコツ
サイドの髪の毛の切り方
まずは髪の毛をブロッキングする。前髪以外の両サイドの髪の毛を、顔の前まで持ってきて鼻の前あたりでゴムで縛る。左右の髪を一つに結ぶことで、バランスがとりやすくなる。
結んだゴムを少しずつ下にずらし、ゴムから飛び出した部分の髪をカットしていく。ゴムをほどき、左右の長さが正しいバランスになっているか確認しする。
長い毛などバランスの悪い部分があったら、少しずつカットして長さを整える。
後ろの髪をカットするコツ
後ろの髪の毛の切り方
左右にブロッキングした髪の束を、更に2つに分け、計4つにバックの髪をブロッキングする。
4つにブロッキングした髪をそれぞれゴムで結び、サイドの髪と同じようにゴムを下にずらしていく。
ゴムから飛び出した部分の髪をカットしていく。4つにブロッキングした髪の全てを切り終わったら、ゴムをほどき櫛でとかして、バランスを確認する。
POINT
ゴムを使うと切りやすくなる
ブロッキングした髪をヘアゴムで結ぶことで、髪の毛が散らず切りやすくなります。また、全てのブロッキングした毛束をゴムで結び、ゴムから飛び出した部分の長さを均等にしておくことで、全体的な長さのバランスも取りやすくなります。
前髪をセルフカットするには?
前髪もセルフカットで楽々カット
切っても切ってもすぐに伸びてしまうのが前髪ですよね。目にかかるとうっとうしいし、かといって伸びるたびに美容院へ行くのも面倒です。
そんな時はセルフカットで前髪を切ってみませんか?前髪は量も少なく切りやすい為、全体的なセルフカットよりもやりやすいので、セルフカットに慣れるための練習にもピッタリです。
前髪を上手にセルフカットする為の切り方のポイントやコツをまとめたので、是非参考にして前髪のセルフカットに挑戦してみてくださいね!
前髪セルフカットのやり方
前髪全体を霧吹きで濡らした後、櫛でしっかりととかし、ブローして乾かす。
乾いた前髪を櫛で丁寧にとかす。前髪の生え際を頂点とし、左右両サイドの位置が三角形になるようなイメージで前髪をおろす。
②でおろした前髪以外のサイドの髪は、ヘアピンなどで留めておく。
前髪の幅は左右の黒目よりも内側に来るようにする。※それ以上広い幅だと、広がりやすくなってしまう。
前髪の左右両端だけを残し、中心の前髪を指で挟み軽く引っ張り、はさみを縦~斜めになるように入れていく。少しジグザグになるように切ると自然になる。
カットした中心の長さに合わせるように、左右の前髪もカットしていく。左右の毛は中心より少し長めに切るのがポイント。
③で留めたヘアピンを外し、全体を櫛でとかし整えていく。長い部分がある場合は、そこをカットして全体を揃える。
量を減らしたい場合は、少しずつすきばさみを入れて、前髪をすくように調節する。
POINT
前髪はやや長めにカット
前髪は想像よりも少し長めにカットするのがポイントです。カットした時は長く感じても、シャンプーをしてブローすると髪全体が少し短く感じるからです。前髪を切りすぎるとオンザ眉毛になってしまうので、多少長いかな?くらいの長さで切るのをやめるのがポイントです!
斜め前髪にカットするには
斜めに分けた前髪にしたい場合は、少しコツが必要となります。前髪を斜め分けにしたい方は、こちらのカットを参考にしてみてくださいね。
斜め前髪のセルフカットのやり方
通常セルフカットと同じように、カットしたい前髪をおろし、サイドの髪はヘアピンなどで留めておく。
①でおろした前髪を、更に上下に分けてブロッキングする。大体半分くらいの量で、おでこ側(内側)と外側の毛を分ける。
まずはおでこ側(内側)の毛を、斜めに分けたい方向と逆の方向に引っ張り、はさみを縦に入れてカットする。
ブロッキングした外側の前髪をおろし、③でカットした毛の長さに合わせながらカットする。
ワイドバングの切り方
前髪の幅を広く取ったワイドバング。横幅が広く、面長の人を丸顔に見せる効果もあるので、是非試してみてくださいね。ワイドバンクはとっても簡単にセルフカットできちゃうんです。
ワイドバングのセルフカットのやり方
まずは前髪の幅を決める。通常の前髪カットよりも、横幅を広めに取るのがポイント。
左右の幅が均等のバランスに決まったら、カットしたい前髪全体をヘアゴムで留める。
ヘアゴムをカットしたい長さまでずらし、ヘアゴムから出ている部分の毛を一気にカットする。
ヘアゴムを外し、櫛で前髪をとかしたらバランスの悪い部分を整えて完成。
POINT
ヘアゴムを使えば簡単に
ヘアゴムで縛って毛先を切るだけで簡単に仕上がるワイドバンク。こんな方法で本当に綺麗にカットできるの?と思うかもしれませんが、この方法でやると自然な形に仕上がるので、おすすめです。
傷んだ毛先は定期的なセルフカットでケア
毛先は放っておくとダメージの塊に
毛先は特にダメージが出やすい部位です。どんなに丁寧なヘアケアを行っていても、放っておいた毛先はどんどんダメージが蓄積され、傷んだ毛先に…。
傷んだ毛先の特徴は、まず指で触ってみてゴワゴワとしていること、枝毛があること、退色して茶色くなっていることなどが挙げられます。
特にヘアカラーやパーマなどを行っている髪の毛は、ダメージが生じやすくなっています。もちろん日頃の生活で浴びる紫外線やドライヤーの熱もダメージに繋がるので、毛先の傷みは避けられない問題と言えます。
枝毛や退色した髪はカットしましょう
一度枝毛になってしまったり、退色してしまったりした髪の毛は、元に戻るのを期待するよりバッサリ切ってしまった方がおすすめです。
傷んだ髪をそのままにしておくと、更にダメージが広がってしまいます。どんなにトリートメントをしても、枝毛や退色した髪をツヤのある奇麗な髪に戻すのは難しいです。
ダメージによって汚くなった毛先を思い切ってカットするだけで、髪に健康が戻り、ツヤのある綺麗な毛先へと生まれ変わりますよ!
自分で髪を切るとこんなメリットが
傷んだ毛先を切るだけで髪にツヤが
枝毛や退色と言ったダメージのある毛先をカットしてしまえば、ツヤがなくまとまりのない髪も綺麗に生まれ変わります。毛先だけのカットであれば、全体的なカットよりも楽なので、セルフカット初心者でもやりやすいですよね。
ただ傷んだ毛先を切っただけで、ツヤやまとまりが生まれるの?と思うかもしれません。しかし、ダメージによってボロボロになった髪をカットするだけでも、ツヤやまとまりは大きく変わりますよ!
ダメージ部分をカットして髪が伸びやすく
毛先が傷んだままだと、髪の毛も思うように伸びなくなります。長く伸ばしたロングヘアが、最近あまり伸びなくなってきた…なんて思っていませんか?
その原因は、毛先にダメージがあるせいかもしれません。毛先が傷んでいると伸びるスピードが遅くなるだけでなく、髪の毛がプツンと切れてしまう切れ毛の原因にもなるのです。
ダメージの酷い毛先をカットする事で、伸びるスピードも上がり切れ毛も防ぐことができます。植物を選定するとより枝が伸びやすくなるのと同じですね!
空いた時間にぱぱっとできる!
全体的なカットをするならともかく、傷んだ毛先だけカットする為だけに美容院へ行くのは面倒ですよね。予約も必要ですし、待ち時間や施術時間もかかってしまいます。
しかし、セルフカットで毛先を切るだけなら、空いた時間にぱぱっとできるのがいいところ!傷んだ毛先を切るだけですから時間もかかりませんし、わざわざ美容院へ出かけてカットするよりもずっと楽です。
自分で髪を切るセルフカットの注意点
焦りは禁物!失敗しないよう少しずつ
自分で髪を切るセルフカットを行う際の注意点は、まず焦らず少しずつ切る事です。思い切って一気にはさみを入れてしまうと、仕上がりがイメージと大きく違ってしまう結果になることも…。
理想の長さがあっても、まずはそれより長めに、少しずつカットをするように気をつけましょう。カットして櫛でとかし、長すぎたら切る…と言う過程を繰り返していけば、切りすぎてしまう失敗も避けられます。
美容院のようなヘアケアはできない
美容院でカットして貰う時、トリートメントもセットになっていることが多くありませんか?美容院でトリートメントをして貰うと、髪がサラサラのツヤツヤに仕上がりますよね。
セルフカットの場合あくまでもカットするだけですから、美容院並みのヘアケアはできません。もちろんカットした後に自宅でトリートメントをする方法はありますが、美容院のヘアケアに比べると、効果は劣るでしょう。
カットだけでなく髪や頭皮全体のケアも求める場合は、美容院へ行ってトリートメントやヘッドスパなど全体的なケアもして貰った方がよさそうです。
道具は事前に揃えておこう
セルフカットははさみや櫛と言った基本的な道具さえあれば簡単にできるものですが、きちんとした髪切り用のはさみなどの道具を揃えてから出ないと、綺麗なセルフカットができません。
特にはさみは、通常の用紙などを切る文房具用のはさみだと上手に髪が切れないので、必ず髪切り用のはさみを購入しておきましょう!
また、髪をブロッキングする為のダッカールや、髪を濡らす為の霧吹きと言った道具も必要です。それらがない場合は事前に用意しておきましょう。100円ショップでも購入できますよ!
失敗した場合は美容院で直して貰おう
自宅でセルフカットを行ったものの、どうしてもうまくカットできずに失敗してしまった場合は、無理に自分で直そうとはせず、美容院へ行って直してもらいましょう。
特に初めてのセルフカットは、失敗してしまうことも多いでしょう。失敗した場所を直そうとしてカットすると、また別の場所もカットして、最終的に予想よりはるかに短くなってしまった…なんてことも、少なくはありません。
セルフカットで失敗してしまった髪をそのままにしておくのは、見た目も残念でおすすめできません。もし想像以上にひどく失敗してしまった場合は、美容院へ行きセルフカットに失敗してしまった事を伝えましょう。プロの手で上手にフォローしてくれますよ。
おわりに
自分で髪を切るセルフカットについてまとめました。自分で髪を切るのは難しく、素人ではできないと思っていませんか?しかし、コツさえ掴めばやりにくいセルフカットも比較的簡単にできます。
まずは毛先や前髪など、簡単なところからチャレンジして、自宅で出来るセルフカットを楽しんでみてくださいね。
提供・BELCY
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