かんぬきのポーズは、カラダ全体を気持ちよく伸ばせるポーズ。

初心者向けのヨガポーズなので、比較的簡単にできます。

今回は、そんなかんぬきのポーズをさらに深めるために、詳しいやり方やコツをご紹介します。

かんぬきのポーズとは?

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

かんぬきのポーズは、脇腹を縮めて体側を深く伸ばせる側屈のポーズの一つ。

サンスクリット語ではパリガアーサナと呼ばれ、「パリガ」は門を閉めるためのかんぬき、という意味です。

ヒザ立ちになって体側を伸ばすポーズなので、初心者の方でも比較的簡単に行えます。

手から二の腕やワキ、体側や腰や骨盤まわりなど、カラダの横を全体的にストレッチできます。

ウエストの引き締め

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

かんぬきのポーズは、上体を横に倒すポーズ。

上体を側屈することで、左右の脇腹の筋肉を使って、ウエストまわりを代わりばんこに収縮したり、伸ばしたりして引き締めます。

普段あまり行うことのない、体側を伸ばすというエクササイズで腹斜筋を刺激するので、くびれ作りにも効果的です。

骨盤矯正効果

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

日常生活で知らず知らずのうちに、骨盤には歪みが生じているものです。

骨盤が歪んでしまうと、内臓の位置がずれて内臓機能が低下してしまいます。

かんぬきのポーズでは、背骨と骨盤をつなぐ腸腰筋を伸ばせることで、骨盤の矯正効果も期待できます。

骨盤の位置を正しくすることは、内臓機能の活性化や姿勢の改善など、さまざまなカラダの部分の改善につながります。

体幹強化

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

かんぬきのポーズでは、上体を横に倒してバランスを取ることで、体幹強化にもつながります。

体幹を整えることは、カラダを疲れにくくしたり、痩せやすくしたりなど、さまざまなメリットがあるもの。

深い呼吸とともにかんぬきのポーズを行うことで、深部の筋肉にまでアプローチできます。

内もものストレッチ効果

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

普段の生活の中では、内ももを伸ばしたり鍛えたりする機会は少ないもの。

そのため、内ももにお肉がつくと落ちにくくなってしまいます。

また、内ももが使われないと、下半身の血行不良にもつながってしまいます。

かんぬきのポーズは、そんな内もものストレッチ効果が得られます。

正しく行うことで、下半身の血流がうながされてスッキリするでしょう。

気分も前向きに

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

かんぬきのポーズは、体側をストレッチできるポーズ。

深い呼吸とともに体側を伸ばすことで、カラダ全体の循環が良くなります

また、体側を伸ばして背筋が整うことで呼吸がしやすくなり、普段よりも深い呼吸につながります。

呼吸が深まると自律神経が整い、気分も前向きになるでしょう。