30代になって、顔のたるみが気になってきたという人は多いと思います。鏡を見るとほうれい線ができていたり、フェイスラインがぼんやりしていたり…20代のときには気にならなかった部分が気になってきますよね。たるみの原因は加齢によるものだと思ってあきらめていませんか。実はたるみの原因や改善ポイントを知れば、気になるたるみを撃退できますよ!この記事ではたるみの原因や改善ポイント、たるみを改善できる美容医療などを解説します。
たるみとは
目じりや目の下、口もと、フェイスラインなど、全体的に下に下がってきている状態をたるみといいます。いろいろな原因により、顔の皮膚や靭帯などが衰えると、支える力が弱くなるため、皮膚が垂れ下がり老けた印象に見られやすくなります。目もと、口もと、フェイスラインのたるみが目立ってくると、顔全体が疲れた印象になり、一気に老け顔になってしまいます。ハリと弾力のある肌をキープしたいなら、普段のケアが重要ですよ。ほうれい線や口角から下に伸びるマリオネットラインが目立ってきたり、フェイスラインがぼやけてきたりしたら、これはたるみのサインです。たるみがすすむと、卵型だった顔の輪郭が四角くなってくるので、鏡を見るときに輪郭をチェックしてみましょう。
たるみの原因
たるみの原因には以下の3つが挙げられます。
〇ハリの低下
肌のハリが低下すると、顔がたるんでしまいます。肌のハリや弾力を作り出す成分に、コラーゲンやエラスチンがあります。皮膚は大きく分けて、表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。コラーゲンやエラスチンは、真皮に存在していて、コラーゲン線維は真皮の中で網のように張り巡らされ、クッションのような役割を果たして肌の弾力を生み出しています。そのコラーゲンを支えるのが、エラスチン繊維やヒアルロン酸です。しかし、コラーゲンやエラスチンは加齢により減少していきます。
それだけでなく、紫外線や食生活、生活習慣などにより肌が酸化することで、肌のハリや弾力が低下します。特に紫外線によるダメージは真皮にまで到達するので、コラーゲンやエラスチンがダメージを受けることで、ハリや弾力が失われてしまうのです。
〇表情筋の衰え
顔は、皮膚の奥の脂肪、、筋肉、骨という構造で成り立っています。筋肉は脂肪の奥で脂肪や皮膚を支えており、筋肉が衰えてくると皮膚などを支えきれなくなり顔全体のたるみとなります。表情筋を使わずにいると、顔の筋力が衰えたるみになり、また加齢による筋力低下も加わることでさらにたるみがすすむんでしまうのです。
〇猫背などの悪い姿勢
猫背は、背中が丸くなり、あごを前に突き出した姿勢になりがちです。この状態が続くと、首の後ろの筋肉が縮みんでしまい、これによって頭の後ろの筋肉や顔全体が下に引っ張られてしまうことでたるみにつながります。デスクワークや、スマホをみるときに猫背になりやすいので要注意です。