登坂広臣、11年前のオーディション合格時を振り返る「不安と恐怖が押し寄せた」
(画像=『女子SPA!』より引用)

 LDH史上最大規模のオーディションに『iCON Z ~Dreams For Children~』があります。テレビ東京では、本オーディションに完全密着する番組『~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z』が、毎週日曜21時から放送されています。 今回は、三部門から構成される本オーディションで、「ガールズグループ」部門のプロデューサーを担当する「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」(以下、三代目JSB)のヴォーカル・登坂広臣さんに、「LDH」と「イケメン」をこよなく愛する筆者・加賀谷健が取材を行ないました。  登坂さん自身、2010年開催「EXILE presents VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~」でオーディションを合格し、三代目JSBとしてメジャーデビュー。「夢を叶える側」から「夢を与える側」になったと当時を振り返る彼に、オーディションで求める人材や心構え、さらに今年本格始動したソロ企画「CDL entertainment」の展望について話を聞きました。

『iCON Z~Dreams For Children~』プロデューサーを託されて

――LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z~Dreams For Children~』ガールズグループ部門のプロデューサーを担当した理由を教えてください。 登坂広臣(以下、登坂):もともとプロデュース業に力を入れていきたいなと思っていました。自分の今後のプランとして掲げていたことで、今回、テレビ東京さんの番組『~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z』と『iCON Z~Dreams For Children~』というオーディションを開催することを聞いて、HIROさんに「じゃあここでやってみない?」とお話をいただいたので、ガールズ部門のプロデューサーを引き受けさせていただきました。 ――これまでのソロ曲のようなご自身のセルフプロデュースというより、他の新人アーティストの発掘をプロデュースしたいと思ったわけですね。HIROさんからは具体的にどのようなお話をされたんですか? 登坂:HIROさんには自分がプロデュースをやりたいというお話はずっとしていました。HIROさんがそれを知った上で、ガールズグループの大変さなど、ご自身の経験を元にお話してくださいました。でも、「登坂ならできると思う」と、シンプルに託してくださいました。  特に今回は、HYBE JAPANさんと傘下のHYBE LABELS JAPANさんと共同プロデュースなのもこのオーディションのひとつの強みです。LDHとHYBE LABELS JAPANさんのふたつの環境下で、さまざまなプロデューサーチームを作って、グローバルに展開していくチーム編成です。さらに、HYBE JAPANさんがプラットフォーム事業を展開し、競争力の高いビジネスソリューションのもとアーティスト活動を全方位的に展開していきます。なので、自分が今プロデュース側に立っていますが、これからオーディションを受ける子たちが単純に羨ましくなるというか(笑)。  僕が参加した2010年の「EXILE presents VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~」も大規模な恵まれた環境ではありましたが、今オーディションを受ける子たちのタイミングが凄くいいなと思います。

ソロ企画「CDL entertainment」が本格始動

登坂広臣、11年前のオーディション合格時を振り返る「不安と恐怖が押し寄せた」
(画像=『女子SPA!』より引用)

――今回のオーディションのガールズグループ部門は、HYBE LABELS JAPAN と登坂さんがプロデュースするプロジェクト「CDL entertainment」との共同プロデュースです。「CDL entertainment」を今年本格始動した経緯を教えてください。 登坂:2017年から「HIROOMI TOSAKA」名義でソロプロジェクトを始動しました。第1弾となったデジタルシングル「WASTED LOVE」を筆頭に 世界的なDJで音楽プロデューサーのAfrojackさんが僕のサウンドをプロデュースしてくれ、彼のいるオランダに1週間行き、制作しました。  それからアルバムやソロのドームステージにも立たせていただいて、その間にも『名探偵コナン』の劇場版『名探偵コナン 紺青の拳』(2019)の主題歌や台北でのソロライブ など、そういった経験を積ませてもらったうえで、今年からニックネームの「臣」を取った「ØMI」に名義を変えました。