②ボタニカルガーデン エリア

キングスパークと言えば、ワイルドフラワーが有名です。園内には季節ごとにワイルドフラワーが植えられており、一年中楽しめます。

ワイルドフラワーの花壇

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

ここには、西オーストラリア州で咲く季節のワイルドフラワーが植えられています。ワイルドフラワーは個性的な形をした可愛いお花が多く、ひとつひとつよく見て観察してみると楽しいですよ。

ボタニックガーデン入り口

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

花壇の向かい側はボタニックガーデン入り口となっており、オブジェがあります。その先では、西オーストラリア州の地域ごとの植物を見る事ができます。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

地面に描かれているのは赤と緑のカンガルーポーという、西オーストラリア州の州花となっている花です。

西オーストラリア州の地域分けされた植物

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

ここには、西オーストラリア州の地域ごとに植物が植えられています。オーストラリアの国土の1/3を占める西オーストラリア州ですが、日本の国土の8倍もあります。そのような広大な土地ですので、地域によって気候も自然環境も変わり、植物も特徴が異なります。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

こちらは西オーストラリア州でも最北部付近の熱帯地域の植物です。地中海性気候の州都パースの植物とは全く異なり、熱帯性気候で見られる植物が目立ちます。

バオバブの木

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

バオバブの木というと、アフリカのマダガスカルを想像してしまいますが、実は西オーストラリア州の北部にもバオバブの木があります。こちらは2008年に運ばれたバオバブの木で、樹齢750年のものです。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

西オーストラリア州の最北部に近い場所で、道路建設のため撤去しなければいけなかったバオバブの木だったそう。長いロードトレインと呼ばれるトラックで、3,200kmを6日かけてキングスパークにやって来ました。

北部と気象環境がかなり異なった場所ですので、管理が難しくはありますが、しっかり管理されており、季節になると葉も実も付けます。

③Tree Top Glass Arched Bridge (ツリートップ グラスアーチ ブリッジ)

キングスパークの中心部から少しだけ離れていますが、バオバブの木からは遠くないので、時間のある方はゆっくりお散歩するにはちょうど良い距離にあります。ユーカリの木の高さがちょうど人の目線の位置になるように作られた橋です。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

前述したバオバブの木の先に進むと、ユーカリの背の高い木が多くなってきて、森の中のお散歩が楽しめます。ユーカリの木の下を歩いていると、ミントのような清涼感のある香りをほんのりと感じます。たくさん深呼吸したくなるような清々しい空気に包まれている場所です。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

道なりに歩いて行くと、ツリートップ グラスアーチ ブリッジの入り口に辿り着きます。安全上の理由のため、橋の門のオープンは9:00〜17:00となり、早朝や夜間は閉まっています。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

橋はユーカリの森の中にあり、橋の上ではユーカリと同じ高い位置の目線で景色が楽しめます。アーチになっている橋の部分の場所が一番高いところになり、片側はユーカリの森、もう片側はスワン川の景色が広がります。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

橋の上からは、スワン川と川沿いにある旧スワンビール工場の建物が眺められます。旧スワンビール工場は、レストランやカフェになっており、スワン川沿いでのお食事が楽しめます。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

橋を渡り切った所から、ぐるっとまわってキングスパーク中心部に戻ってくることもできますし、道に迷いそうで不安でしたら、また橋を渡って来た方向に戻って下さい。上の地図上では、黄色の道になります。

④ネイチャーエスケープ(子供公園)

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

お子さん連れの方にぜひおすすめなのは、中心部のメインの駐車場から徒歩で5分くらいの、ネイチャーエスケープというアスレチック公園です。地図で見ても分かるように、広い敷地内に自然をテーマにした遊具がたくさんあり、子供達を飽きさせません。こちらは入場無料ですが、月曜日は定休日、営業時間は9:00〜16:00になっています。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

園内には冒険心をそそられるような遊具がたくさんあるので、時間に余裕を持ってお出掛け下さい。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

原生林の中に作られているため、園内には小川があったりと、自然を楽しめるスペースとなっています。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)
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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

アスレチック的な遊具が多く、一日中楽しめそうですね。

パース市民の過ごし方を感じる

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

キングスパークのご案内は、いかがでしたでしょうか?

パースに訪れた際にはマストで訪れたいキングスパークですが、あまりの広さの上、どこをどう回っていいのかわからないという方が多いと思います。

今回ご紹介したエリアやスポットを全て訪れるならば(子供公園を除く)、急ぎ足で1時間半ほどあれば何とか周れると思いますが、植物を観察したり、その場の雰囲気を感じたり、ショップでお土産を選んだり、カフェでコーヒーを飲んだりと、ゆっくりと楽しんだら半日は充実して過ごせてしまいます。

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(画像=bemnty、トリップノートより引用)

キングスパークで半日過ごしたら、パースの生活感や雰囲気が分かると言えるくらい、キングスパークはパースの市民の日常の過ごし方の象徴となっています。自然を大切にして、心身ともに豊かに暮らすといった、パース市民のステイタスが感じられる場所です。

パースに訪れた際には、是非キングスパークでゆっくりお過ごし下さい。


提供・トリップノート

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