二十歳のころの自分と、変わっていないところ

――おふたりが本作のスタートである二十歳くらいの年齢のころから、変わっていない部分を教えてください。

森山未來&伊藤沙莉、恋人役に「ピリピリしすぎて、沙莉ちゃんを傷つけたかも」
(画像=『女子SPA!』より引用)

『ボクたちはみんな大人になれなかった』より

伊藤「うーん、基本的に二十歳どうこうというよりも、そもそも子ども時代からそんなに大きく変わってることがなくて」 森山「声も?」 伊藤「声も。というか、声が一番変わってない」 森山「あはは!」 伊藤「『変わったね~』とか言われるのが嫌味だと思ってるくらい変わってない。変わってないことで出来てるくらい。自分が」 森山「僕はちょうど二十歳ぐらいから携帯を持たなくなりました。携帯を持っちゃうと、アディクティブな状態になっちゃうんです。それが二十歳くらいで発覚したので、持つのを止めました。携帯の機能が持ってる楽しい機能に引っ張られる。たぶんスマホとか持ったらすごい使っちゃう。あと、かかってきてもあんまり取らないんですよね。いつでも繋がれるっていう感覚がどうも苦手で。その2つの理由から二十歳以降、持ってません」