おみそ汁のレシピだけで5種類も

――れいさんイチ押しのレシピはどれでしょう? れい:この本、おみそ汁のレシピだけで5種類あるんです。 「キャベツと揚げ玉のみそ汁」とか「トマトと溶き卵のおみそ汁」とか、おつまみにもなるように作られてます。

居酒屋レシピが人気の“魔女”に直撃「ラーメン二郎の再現がきっかけで料理好きに」
(画像=『女子SPA!』より引用)

トマト×溶き卵のみそ汁。レシピは後ほど紹介

「かぶつきなめこと大根おろしのみそ汁」は、南千住の「追分」っていう居酒屋さんのマスターから教えてもらいました。居酒屋で実際にいただいたものなので、美味しいです。大根をおろして入れることで、よりおつまみっぽくなります。 あと、「飲めるシュウマイ」。ハンペンと卵豆腐を潰してタネに入れます。そうすると、完全に火を通してもちょっとトロトロした触感になるんです。これは、柔らかすぎるのでお猪口(ちょこ)に生地を詰めて形を作ります。 ――お猪口! 酒飲みならではのアイデアですね…! れい:お猪口は酒飲みの家なら必ずあるものなので(笑)

子どもの頃の思い出から昭和の料理本風デザインに

――本の制作で苦労した点はありますか? れい:料理する時はだいたいお酒を飲んでいるので全く計量しないで勘で作ってるんですが、それを全部計って文章にするのが大変でした。シラフでやらないといけない(笑) ――特に注目してもらいたいポイントはどこでしょうか? れい:コラムページです。足立市場での買い物をレポートしたり、オススメのお酒を紹介しています。スーパーで手頃な値段で買えるオススメのワインとか、フルーツで作るサワーとか。 あと、全体的にちょっと古臭いデザインにしてもらったんですよ。母が料理好きな人で、子どもの頃母が買ってきた料理本を見たりしてたんです。その頃は一冊数百円で買える雑誌みたいな料理本を買ってきてて、原色カラーが多くて。今の料理本は白を基調にしたりシンプルなデザインのものが多いので、昔の思い出からコントラスト強めな昭和の料理本にしたかった。 W:当時は嫁入り道具として持っていくような80年~90年代の料理本からインスパイアを受けてこういう仕上がりになってるんですが、可愛くてモチベーションがあがるんじゃないかと。手元に置いておきたいって方が多いですね。飾りたいって方も。

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(画像=『女子SPA!』より引用)

「自宅が10分で居酒屋に! 魔女っこれいの絶品おつまみレシピ」より