1.「姫セン」の目玉といえばコレ!サファリパークの楽しみ方
姫路セントラルパークへは車で来園する人がほとんど。そして、まずはサファリパークエリアから回る人が大多数です。サファリパークは車で回るドライブスルーサファリと、歩いて回るウォーキングサファリがあります。一般的にはまず、「サファリゲート」で車(マイカー)に乗ったまま受付をし、ドライブスルーサファリを楽しみます。
混雑具合にもよりますが、園内は約40分で見学できます。ドライブスルーサファリを周り終えたら、「ふれあいの国」付近の駐車場に車を停め、ウォーキングサファリも満喫しましょう。さっと回る場合は1時間、ゆっくり見て回る場合は4時間ほどの広さで、このエリアでは動物にエサやり体験ができたり、お弁当(持ち込み可能)などを食べられたりする休憩スペースもあります。さっと回る場合は1時間、ゆっくり見て回る場合は4時間ほどで回れます。
マイカーで巡る!ドライブスルーサファリ
姫路セントラルパークの一番の目玉と言っても過言ではないドライブスルーサファリを体験しましょう。
ドライブスルーサファリを安全に楽しむために、いくつか注意点があります。ドアロックは必ず施錠して車から降りないこと、窓は絶対に開けないこと、エリア内は一方通行で走行することなど、ホームページに書いてあるので、事前に確認しておきましょう。安全に利用するためだけではなく、動物の安全を守るためのルールでもあるので、必ず守るようにしましょう。
サファリゲートで受付を済ませ、GPS音声ガイドとパンフレットを受け取って出発します。
サファリは猛獣ゾーン、草食ゾーン、大型草食ゾーンの3つに分かれており、まずは猛獣ゾーンへ。
早速進んでいくと、車の前をトラが悠然と歩いていきます。動物は車に慣れているのか、こちらを気にせず道を横切っていくので慎重に運転しましょう。車の中は安全とわかっていながらも、あまりの迫力にヒヤッとしてしまいます。
猛獣ゾーンにはライオンやトラ、チーターなどの肉食動物がいます。その中でもトラがいるセクションでは珍しいホワイトタイガーの姿も。ホワイトタイガーは岩の上からこちらを見下ろします。
続いてお次はライオンのセクションへ。百獣の王と言われるだけあって、威圧感さえ感じます。この日はホワイトライオンを含め、10頭以上のライオンが広いエリアに放たれていました。
続いてはシロオリックスなどが待つ草食ゾーンへ。長い角が特徴のシロオリックスは立ち姿が美しく、つい見とれてしまいます。
ドライブスルーサファリのエリア全体は、車から柵を見えにくくするなど、少しでもサファリ気分を楽しめるようにとさまざまな工夫が施されています。シマウマが佇む様子を見ると、広い高原にいるような感覚になります。
ヒツジの仲間のムフロン。標高の高い山間部に生息する動物だからか、やや高い位置にある岩の上で群れています。
車の間を自由に歩き回るラマ。このような光景はドライブスルーサファリならでは。
大型草食ゾーンには角が特徴的なアフリカ水牛や、日本国内でほとんど飼育されていないヌーなどもいます。
サイの中で最も大きいシロサイは耳や鼻がとても発達しています。小さな音を聞き逃さないように、耳を小刻みに動かしている様も車から観察することができます。
冒険ライドで巡る!ドライブスルーサファリ
マイカーを持っていない人でも、ドライブスルーサファリを楽しめます。2019年に誕生した「冒険ライド」は、檻がついた車でドライブスルーサファリの特別コース(ガイド付き)。10:30、12:30、14:00の1日3回運行しており(運行時間・便数は営業時間により異なります)、料金は一人2,800円(3歳以下、妊婦の方は乗れません)です。所用時間は約1時間。
トラセクションでは停車するやいなや、トラが車上に飛び乗って来ます。あまりの迫力にどよめきが起こります。
次にライオンセクションでは、先着3組限定でエサやり体験ができます(500円)。檻越しにエサをあげると、ライオンの匂いや息遣いを感じることができて迫力満点です。
冒険ライドでは、キリンのエサやり体験も楽しみのひとつです。通常のドライブスルーサファリでは入れない飼育エリアで停車後、後ろの扉から直接エサをあげられます。
全面が檻になっている「サファリ・ザ・ライド」(一人2,500円、120㎝未満もしくは70歳以上は利用不可)もドライブスルーサファリの特別コースを巡ります。11:00、13:00の1日2回運行(運行時間、便数は営業時間により異なります)。所要時間は約1時間。
ライオンが車上に飛び乗ってきたり、カバを目の前で見ることができたりと貴重な経験ができます。全面が檻になっているので、屋根に飛び乗ってきた動物を見上げる迫力満点の光景も。
もう少しゆったりとドライブスルーサファリを楽しみたい人にはサファリバス(1席800円)がオススメ。全面に動物が描かれたあしらわれたバスは定期的に園内を走行しており、バス乗り場からドライブスルーサファリを周り、ウォーキングサファリ内の「ふれあいの国」で一時停車。その後、バス乗り場へ戻ってきます。
冒険ライド、サファリ・ザ・ライド、サファリバスの乗車受付は、いずれもアミューズメントパークのインフォメーションで行っています。