第36番 青瀧寺(しょうりゅうじ)

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(画像=えちこ 青瀧寺 本堂、トリップノートより引用)

弘法大師が唐で密教を学んでいた「青瀧寺」を模して日本に建立した寺院。大師は、唐から帰国する際、無事を祈願して独鈷(仏具の一種)を投げました。帰国後その投げた独鈷が、現在の奥の院の山中にあるのを見つけ、この地に建立したと伝えられています。

また、元横綱・朝青龍関がこの寺院の階段で鍛錬をつんだと言われ、四股名の由来にもなっています。

第37番 岩本寺

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(画像=えちこ 岩本寺 本堂、トリップノートより引用)

元々の37番札所は、聖武天皇の勅願により行基によって開かれた福円満寺でしたが、戦国時代の戦乱で福円満寺が衰退したため、岩本寺が札所となりました。本堂は昭和53年に新築され、その際全国から公募した575枚の絵が天井絵として飾られています。

第38番 金剛福寺

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(画像=えちこ 金剛福寺 本堂、トリップノートより引用)

四国最南端の足摺岬に位置し、37番岩本寺からの距離は札所間最長の約90㎞。インドの観音が住むと言われている「補陀落山」に最も近いため、ここに弘法大師は寺院を開いたとされ、境内には池や岩、亜熱帯植物が茂り、極楽浄土の世界観が表現されています。

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(画像=えちこ 境内の中央に広がる池、トリップノートより引用)
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(画像=えちこ 弘法大師が海上で修行した際、亀の背中に乗って海を渡ったという伝説にちなんだ「大師亀」、トリップノートより引用)

第39番 延光寺(えんこうじ)

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(画像=えちこ 延光寺 本堂、トリップノートより引用)

竜宮城より赤亀が梵鐘を背負って寺へ奉納した、という伝説がある寺院。その梵鐘には「延喜十一年正月」(911年)と刻まれており国の重要文化財に指定されています。また、本堂横には弘法大師が杖で突いて湧き出させたとされる「目洗い井戸」があり、眼病に効くと言われています。

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(画像=えちこ 梵鐘を背負ってきたという伝説にちなんだ亀の石像、トリップノートより引用)
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(画像=えちこ 眼病に効くとされる「目洗い井戸」、トリップノートより引用)


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