結婚しなくてもウェディングドレスを楽しんでほしい
――たしかに“結婚式”は、お相手や両家の思惑なども調整しないといけませんが、自分のためのソロウェディングなら、気分転換やストレス解消にもなりそうです。「一生に一度の~」という気持ちにしばられてしまうと、気に入らない写真やつらい思い出もがまんして持ち続けなくてはなりませんが、もう少し柔軟に考えてもいいような気がします。
「(人間の男性と)結婚しないとウェディングドレスは着られない、ドレスを着る楽しみも味わえないのだとしたらもったいないですよね。“ソロウェディングって、さみしそうに見られてしまうんじゃないか?”、“そんなに利用する方はいないんじゃ?”とご心配される方もいらっしゃいますが、月に20~30組のソロのご予約が入っていますし、大好きな“推し”がいるスタッフもいますので、推し婚のご相談もお気軽にしていただけます」
何歳でも、男性でも、ドレスを着ていい
――ご利用者のボリュームゾーンは、やはり20~30代の方が多いのでしょうか。
「20代最後に撮る!という方は多いですが、30~40代はもちろん、60代以上の方もいらっしゃいます」
――そうなのですね。男性のソロ婚利用者もいらっしゃいますか?
「はい。先日は、過ぎた恋のけじめをつけるためにタキシードで撮影した男性がいらっしゃいました。男性は、女性よりもドレスアップした写真を撮る機会が少ないので、気持ちの切り替えにご利用される方もいらっしゃいます。男性のドレス写真などもご相談いただけます」
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