胸を大きく開く「魚のポーズ」。

実はこの魚のポーズには、美容を気にする方に嬉しい効果がたくさんあるんです。

今回は、魚のポーズのやり方や注意点、効果などをご紹介します!

魚のポーズとは?

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

「魚のポーズ」は、仰向けになり胸を大きく開くヨガポーズです。

サンスクリット語では「マツヤアーサナ」と呼ばれ、マツヤとは、複数の化身を持つヒンドゥー教のヴィシュヌ神の化身のひとつであり、魚を意味する言葉です。

安眠効果の高いポーズとして知られており、夜ヨガや寝る前ヨガなどでよく登場します。

魚のポーズの効果4つ

胸を反らせて大きく開く「魚のポーズ」。

スローダウンしてリラックスが求められる、ヨガのレッスンの後半に登場することが多いポーズです。

魚のポーズの主な効果4つをご紹介します。

リラックス効果

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

魚のポーズは心身のリラックス効果が高いポーズ。

魚のポーズでは、頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」というツボを刺激します。

このツボは、自律神経を整えてリラックスする効果や、頭痛や眼精疲労の緩和、などが期待できるツボです。

また、胸を大きく開いて呼吸を助けてくれるので、深い呼吸によるリラックス効果も得られます。

気分をスッキリさせたいときにおすすめのポーズです

よく眠れる

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

魚のポーズは、夜ヨガや寝る前ヨガなどで取り入れられることが多いポーズです。

このポーズは胸を大きく開くため、深い呼吸が促され、深い呼吸により副交感神経に働きかけてくれます。

副交感神経を優位にすることは、安眠に効果的です。

ストレスが多かったり仕事が忙しかったりすると、自然と浅い呼吸になっている可能性が高いもの。

浅い呼吸ではリラックスできないため、ヨガポーズなどで意識的に深い呼吸を促すことで、自律神経が整えられて質の高い眠りが期待できます。

姿勢の改善

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

魚のポーズは、仰向けになり胸を大きく反らせて開くポーズです。

普段の生活では、デスクワークやスマホの操作などで、気がつかないうちに猫背になってしまいがち。

魚のポーズで背中や肩まわりをほぐすことで、姿勢の改善効果が期待できます。

首も大きく反らせるため、ストレートネックにも効果が見られます。

美肌効果

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

魚のポーズでは、胸を反らせることで頭部に血流が促されます。

そのため、顔まわりの血流をアップし、美肌効果や小顔効果が期待されます。

また、デコルテをストレッチして老廃物の排出を促すため、たるみやくすみの改善などにもつながります。

魚のポーズのやり方

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

深い呼吸を促したり、自律神経を整えたりなど、さまざまな効果が期待される「魚のポーズ」。

順を追って、丁寧にポーズを取ってみましょう。

安眠効果があるため、夜や寝る前に行うのがおすすめです。

やり方

  1. 仰向け寝る。
  2. 手のひらを下にして、腕をお尻の下に敷く。両腕はなるべく背中の中央に引き寄せる。
  3. ゆっくり息を吸い、吐きながらヒジを床に押して胸から上を持ち上げて、頭のてっぺんをそっと床に下ろす。
  4. そのままゆっくり3〜5回呼吸する。