胸を大きく開く「魚のポーズ」。
実はこの魚のポーズには、美容を気にする方に嬉しい効果がたくさんあるんです。
今回は、魚のポーズのやり方や注意点、効果などをご紹介します!
魚のポーズとは?
「魚のポーズ」は、仰向けになり胸を大きく開くヨガポーズです。
サンスクリット語では「マツヤアーサナ」と呼ばれ、マツヤとは、複数の化身を持つヒンドゥー教のヴィシュヌ神の化身のひとつであり、魚を意味する言葉です。
安眠効果の高いポーズとして知られており、夜ヨガや寝る前ヨガなどでよく登場します。
魚のポーズの効果4つ
胸を反らせて大きく開く「魚のポーズ」。
スローダウンしてリラックスが求められる、ヨガのレッスンの後半に登場することが多いポーズです。
魚のポーズの主な効果4つをご紹介します。
リラックス効果
魚のポーズは心身のリラックス効果が高いポーズ。
魚のポーズでは、頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」というツボを刺激します。
このツボは、自律神経を整えてリラックスする効果や、頭痛や眼精疲労の緩和、などが期待できるツボです。
また、胸を大きく開いて呼吸を助けてくれるので、深い呼吸によるリラックス効果も得られます。
気分をスッキリさせたいときにおすすめのポーズです
よく眠れる
魚のポーズは、夜ヨガや寝る前ヨガなどで取り入れられることが多いポーズです。
このポーズは胸を大きく開くため、深い呼吸が促され、深い呼吸により副交感神経に働きかけてくれます。
副交感神経を優位にすることは、安眠に効果的です。
ストレスが多かったり仕事が忙しかったりすると、自然と浅い呼吸になっている可能性が高いもの。
浅い呼吸ではリラックスできないため、ヨガポーズなどで意識的に深い呼吸を促すことで、自律神経が整えられて質の高い眠りが期待できます。
姿勢の改善
魚のポーズは、仰向けになり胸を大きく反らせて開くポーズです。
普段の生活では、デスクワークやスマホの操作などで、気がつかないうちに猫背になってしまいがち。
魚のポーズで背中や肩まわりをほぐすことで、姿勢の改善効果が期待できます。
首も大きく反らせるため、ストレートネックにも効果が見られます。
美肌効果
魚のポーズでは、胸を反らせることで頭部に血流が促されます。
そのため、顔まわりの血流をアップし、美肌効果や小顔効果が期待されます。
また、デコルテをストレッチして老廃物の排出を促すため、たるみやくすみの改善などにもつながります。
魚のポーズのやり方
深い呼吸を促したり、自律神経を整えたりなど、さまざまな効果が期待される「魚のポーズ」。
順を追って、丁寧にポーズを取ってみましょう。
安眠効果があるため、夜や寝る前に行うのがおすすめです。
やり方
- 仰向け寝る。
- 手のひらを下にして、腕をお尻の下に敷く。両腕はなるべく背中の中央に引き寄せる。
- ゆっくり息を吸い、吐きながらヒジを床に押して胸から上を持ち上げて、頭のてっぺんをそっと床に下ろす。
- そのままゆっくり3〜5回呼吸する。