仕事で大成功を収めている人たちの中には、とにかく努力し続けてきた人と、自分が「できる仕事」で結果を伸ばした人たちがいます。そこで今回は、自分のキャリアについて悩んでいる人に知ってもらいたい「できる仕事」に視点を置く理由について、紹介していきたいと思います。

「やりたい仕事」が上手くいけば良いけれど……

「やりたい仕事」ではなく「できる仕事」に視点を。キャリアップの近道とは?
出典: instagram.com @haru__gram.0
(画像=『Cinq』より引用)

みなさんは自分がやりたい! と思った仕事ができていますか?

やりたいことをやりながら、成果も出せているのならそれが理想とも言えるでしょう。しかし、やりたい仕事をやれていないどころか、自分はどんな仕事がやりたいのか? すらもハッキリしていない人が多いのではないでしょうか。

仕事で大成功を収めている人たちの中には、最初はやりたい仕事ではなかったけれど、やってみたら楽しくて仕事にのめり込んでいるうちに、上手くこなせるようになり自分が「できる仕事」で結果を出すようになった、と語る人がいます。

そこで今回は、自分のキャリアに悩んでいる人のために、「やりたい仕事」がない、もしくは仕事が上手くいっていない人がどうすればキャリアップができるのか? を考えていきたいと思います。

自分が「向いている仕事」とは?

2.「やりたい仕事」ではなく「できる仕事」に視点を。キャリアップの近道とは?
(画像=『Cinq』より引用)

先ほどご紹介したように、人から「求められている仕事」で成功した人は皆さんが知っている有名人でもたくさんいます。

例えば、「今でしょ!」でおなじみの予備校講師、林 修先生もそう。
起業で失敗をした経験があるだけでなく、これまでに積み重ねてきた数々の失敗から、借金を抱えた過去もあるのだそう。借金返済のために、学生時代に家庭教師のアルバイトをしていた経験を活かし、塾講師の仕事を始めました。やがて指導力が評価され、予備校講師に。

予備校講師は、一年契約であることが多く、結果が残せないと契約を切られるという厳しい環境の中、努力を続け今の場所にまでのぼり詰めたのです。借金返済のために始めた仕事が「天職」となり、今ではいくつものテレビ番組で司会をこなすほどに。

とある番組で、ご本人は「努力は裏切らないっていう言葉は不正確。“正しい場所”で、“正しい方向”で、“十分な量がこなされた努力”は裏切らない」と語っています。

つまり「向いている仕事」というのは、人から「求められている仕事」ということ。林先生の場合は、指導力が評価されたのが分かったから、そこをより磨き上げるため努力をしたということになります。