毎朝同じ時間に起きて、決められた時間に出社して、オフィスワークをこなして帰宅するだけなんてつまらない。毎日のある程度のスケジュールや仕事の流れが決まっているからこそ、快適に過ごすための一工夫をしてみるのはいかが?

朝の一工夫でスイッチオン!

アラームの音で目が覚めたら、まずはベッドの上で深く深呼吸。 起き上がる前に深く息を吸って吐いて、軽いストレッチをすることによって、目覚めのスイッチをオンにしましょう。 目がぱっちりしてスッキリとするので、気持ちよくベッドから抜け出すことができるようになります。

アラームが鳴っても起きられないときは、目を開ける前に、呼吸を繰り返してみて。起きる努力より、体自身を活性化させる工夫をすれば毎朝もっとラクになるはず。自然に体を覚醒させていきましょう。

眠っているときにも水分は失われていくもの。 だから起きがけに目覚めの一杯を体に入れてあげましょう。 体を冷やすことのないホットドリンクがあれば最適です。自分の体は自分しか労われないからこそ、優しく扱ってあげることです。

時間があるときは朝食もしっかりとって。一日のエネルギーを一日の始めにとっておくと、活動力にも影響が出ます。

会社到着後にも小さなプラス

気持ちよく挨拶を

挨拶は誰よりも先に、みんなの耳に届くように発しましょう。自分から挨拶をすることで、大勢が挨拶を返してくれるようになります。

「おはよう」がたくさん集まる朝は、みんなが声を発しやすい空気を作ってくれます。気持ちよくデスクに向かえるようになりますよ。また、仕事中に外に出る人がいれば「雨が降りそうだから、傘があるといいですよ」などと相手が気持ちよく過ごせるように声をかけてあげるのも有効です。

そういった気遣いができるのも、社内に居るから人だからこそなのです。

ストレッチや短時間の休憩でプチリフレ

【オフィスワーク改革】働く女子が1日を気持ちよく過ごすためのマナーブック
(画像=『Cinq』より引用)

chappyさんによる写真ACからの写真

会社に着いても、ときどきリフレッシュタイムをとることを忘れずに。仕事の場面では頑張らなきゃいけないからこそ、自分を労ってあげましょう。トイレに行った時に背伸びをして軽いストレッチをしてみたり、足のむくみが気になる時はゴルフボールを踏んでみるなど、自分にとっての「快適な環境づくり」を大切に。仕事をうまくこなすためには、上手に息抜きをとることも必要なのです。

言葉遣いを変えれば、相手も気持ちよく過ごせる

メールにも気遣いは出るもの。会社で過ごしやすい環境をつくりたければ、自分自身でその雰囲気に近づける努力をすることが大切です。定型文から始まるメールにだってちょっとした工夫はできます。そこで、メールで使える「クッション言葉」というテクニックをお教えしましょう。

クッション言葉とは「よろしくお願い致します」の前に「お手数をおかけしますが」の一言を付け足したり、「ありがとうございます」の前に「お忙しいところ」をつけるなどの、思いやりの一言を加えることです。無機質なメールに、相手への気遣いがプラスされます。

「手書き」メッセージは、社内コミュニケーションに

お礼はメールでなく、メッセージを手書きで添えてみましょう。
メールでももちろん感謝の気持ちは伝わりますが、丁寧な人だと返信が必要だと思い込んでしまうこともあります。「返信不要です」の文字が入っていても、堅苦しく感じてしまうかもしれません。

忙しいと一瞬目を通して終了……なんてこともあるので、社内の人とコミュニケーションでは特に「手書き」が有効です。特に年齢の離れた人や上司にお礼をしたい時は、手書きのお手紙とちょっとしたプレゼントがあると印象が良くなります。

マイナスすることも時には必要

「噂話」や「愚痴」はシャットダウン!

嫌なもの、無駄なものなど自分にとって好ましくないことはどんどんシャットダウンしていきましょう。

上司に気を使いすぎてないか、誰かの無駄な悪口に付き合ってないか。どうでもいい噂話や興味のない会話は少しずつ減らして、外的なストレスを避けることです。自分のスタンスを自分で作れば、無理に話しかけられることもなくなります。

「みんなに合わせよう」と、空気を読むことに敏感になりすぎている人は多い印象があります。少しくらい、ストレスになる無駄なことを減らしてもバチは当たりません。

ファッションやメイクも、ときどき手抜きしよう

1.【オフィスワーク改革】働く女子が1日を気持ちよく過ごすためのマナーブック
(画像=『Cinq』より引用)

みーぬさんによる写真ACからの写真

メイクやファッションに時間をかけすぎて、睡眠が短くなったり無駄なストレスを抱えていませんか? いつでもオシャレにこなす女性は、同じ女性から尊敬される傾向にありますが、予定に合わせて手抜きをする、あらかじめワードローブを何パターンか用意しておく、などの力を抜き方を覚えることも大切です。外出時はヒールを履くことがマストになっている会社でも、デスクにいる時はスリッパを履いておく。そういった引き算を覚えていきましょう。