経済:円安で輸出減、景気不振続く

コネストの目!ニュースで見る韓国~2014/2015年冬編~
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)
サムスン電子は6年ぶりに社員の賃金を凍結 ウォン高・円安に悩まされている韓国経済。輸出の売上高が減少し、サムスン電子や現代・起亜自動車など主要企業の伸び悩みが問題視される状況が続いています。特に製造業のダメージは大きく、売上高伸び率が過去最低水準を記録しました。共に内需景気も下降の様相を見せ、韓国経済の成長率に不安の声が高まっています。こうした中、韓国政府は経済を支える新しい突破口として、新分野の構築や、海外市場の開拓に積極的な姿勢を見せています。開発の可能性が高いバイオ医薬品の海外進出支援や、市場規模の拡大が予想されている燃料電池産業育成に乗り出すことを明らかにしました。 ## 芸能:イ・ビョンホン、脅迫事件に終止符と共にパパに
コネストの目!ニュースで見る韓国~2014/2015年冬編~
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)
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4月に親となるイ・ビョンホン、イ・ミンジョン夫妻 俳優イ・ビョンホンが、2014年9月にガールズグループGLAMのダヒとモデルのイ・ジヨンによってひわい談動画のネット上への流出と引き換えに現金50億ウォン(約5億4,300万円)を要求され脅された事件は約5ヶ月で終止符を打ちました。イ・ビョンホンは海外での日程をこなしながら公判に出廷。1月15日、法律上の共同恐喝容疑で起訴されていたイ・ジヨンに懲役1年2ヶ月、ダヒに懲役1年の実刑判決が下され、一連の騒動に終わりを告げました。これと時を同じくして、妻で女優のイ・ミンジョンの事務所は、公式報道資料を通じイ・ミンジョンの妊娠を公表。思わしくない事件のため、報告が遅れたとし、「今後は良い姿を見せられるようにする」と挨拶しました。出産予定は2015年4月で、ひとつ苦難を乗り越えパパとなるイ・ビョンホンのこれからの活動に期待したいものです。 ## 芸能:韓国映画「国際市場」の快挙
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映画「TSUNAMI-ツナミ-」で話題を集めたユン・ジェギュン監督5年ぶりの新作「国際市場」が、評論家たちの辛い評価にも揺らぐことなく、公開から28日目となる1月13日、累積観客数1,000万人を突破する快挙を遂げました。ファン・ジョンミンが主演を務めるこの映画は、1950年から現代に至るまでの激動の時代を生きた1人の父親の姿を描いた作品。映画を見た人々の口コミにより徐々に評判が広まり、公開から時間が経つにつれ観客数が増えるという異例の傾向を見せました。第65回ベルリン国際映画祭でも紹介され、海外での高評価も相まって、香港や日本など多くのアジア地域での公開が決定しました。

芸能:相次ぐスターたちの結婚

芸能人たちによる結婚のニュースが目を引いた今期。ボーイズグループSUPER JUNIORのメンバー・ソンミンと女優キム・サウンの挙式を皮切りに、一般人との結婚が話題となった女優ナム・サンミ、結婚を記念して発売したデジタルシングルデュエット曲を披露するなどコンサートのような式が注目を集めた俳優ユン・サンヒョンと歌手Maybeeなど、新しいスタートを切った幸せなスターカップルたちのニュースが飛び交いました。4月には3年間の熱愛を経て夫婦となる俳優キム・ムヨルと女優ユン・スンア、5月には8歳年上の実業家とのゴールインを決めた女優コ・ウンミの挙式が控えており、結婚ニュースのリレーはまだ続く模様です。

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挙式ラッシュの先頭を切ったSUPER JUNIORのソンミン
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清楚なウェディングドレス姿が話題となった女優ナム・サンミ
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持ち前の歌唱力を生かした結婚式を披露した俳優ユン・サンヒョン ## スポーツ:アジアカップ27年ぶり決勝進出
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オーストラリア・シドニーで行なわれた2015年アジアカップ。ウリ・シュティーリケ監督率いる韓国代表チームは、オマーンとの初戦、先制ゴールを決め1対0で勝利し、順調な滑り出しを見せました。続くクウェートとの2戦目、先制点を守り1対0で勝利すると、3戦目もオーストラリアを1対0で下しベスト8に進出。そのまま勢いに乗り、準決勝戦となるイラクとの試合では2対0で勝利を収め、1988年以来27年ぶりのアジアカップ決勝進出という快挙を成し遂げました。オーストラリアとの決勝戦は延長戦まで持ち込むも、延長前半戦で相手にゴールを許し、1対2で惜しくも優勝には一歩届きませんでした。しかし、試合後シュティーリケ監督は「大韓民国国民の皆さん、我々の選手たちを誇らしく思って良いです」と謝意を表し、韓国サッカーの未来へ多くの可能性が見えた試合であったことを評価しました。

スポーツ:平昌(ピョンチャン)冬季五輪、分散開催しない方針

コネストの目!ニュースで見る韓国~2014/2015年冬編~

(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)
ウィンタースポーツのメッカ・平昌

2018年に予定されている韓国北東部・江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)で執り行われる冬季オリンピック。2014年末、その分散開催が議論され話題となりました。国際オリンピック委員会(IOC)が、準備にかかる費用の支援に関する江原道と政府の対立と準備遅延の状況を懸念し、一部競技を日本との分散開催にすることを提案したことが発端でした。これに対し、平昌冬季五輪大会組織委員会のチョ・ヤンホ委員長や朴大統領は、各競技施設の建設工事がすでに始まっている状況であることから、分散開催の可能性に否定的な姿勢を示しました。江原道のチェ・ムンス知事からは、北朝鮮参加の有無によっては南北での分散開催もありうるとの意見も提示され、議論は交錯。しかしIOC側から、「効率的な競技運用のための提案に過ぎない」という意向が明らかにされたことから、分散開催は事実上しない方針で議論にひとまず終止符が打たれることとなりました。

ニュースを通して韓国を知ろう!

アジアカップの快挙など明るいニュースが見られた一方で、経済不振が叫ばれ、青瓦台文書流出やナッツ・リターンなど政治、経済、社会の多方面で国民の不安と不落が高まる出来事が相次いだ今期。政府や企業レベルでの取組みが始まっていますが、そうした政策が実を結び国民の信頼へと繋がっていくことが期待されます。 さあ、来シーズンはどんな出来事が私たちの元に届くのでしょうか?芸能でもよし、スポーツでもよし、どんな面からでもいいので韓国にアクセスし、もっと韓国を知ってもらいたい。そんな思いで、これからもコネストは韓国からニュースを発信し続けます。皆さんもぜひ、韓国のニュースにご注目ください。

提供・韓国旅行コネスト

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