経済:円安で輸出減、景気不振続く
映画「TSUNAMI-ツナミ-」で話題を集めたユン・ジェギュン監督5年ぶりの新作「国際市場」が、評論家たちの辛い評価にも揺らぐことなく、公開から28日目となる1月13日、累積観客数1,000万人を突破する快挙を遂げました。ファン・ジョンミンが主演を務めるこの映画は、1950年から現代に至るまでの激動の時代を生きた1人の父親の姿を描いた作品。映画を見た人々の口コミにより徐々に評判が広まり、公開から時間が経つにつれ観客数が増えるという異例の傾向を見せました。第65回ベルリン国際映画祭でも紹介され、海外での高評価も相まって、香港や日本など多くのアジア地域での公開が決定しました。
芸能:相次ぐスターたちの結婚
芸能人たちによる結婚のニュースが目を引いた今期。ボーイズグループSUPER JUNIORのメンバー・ソンミンと女優キム・サウンの挙式を皮切りに、一般人との結婚が話題となった女優ナム・サンミ、結婚を記念して発売したデジタルシングルデュエット曲を披露するなどコンサートのような式が注目を集めた俳優ユン・サンヒョンと歌手Maybeeなど、新しいスタートを切った幸せなスターカップルたちのニュースが飛び交いました。4月には3年間の熱愛を経て夫婦となる俳優キム・ムヨルと女優ユン・スンア、5月には8歳年上の実業家とのゴールインを決めた女優コ・ウンミの挙式が控えており、結婚ニュースのリレーはまだ続く模様です。
オーストラリア・シドニーで行なわれた2015年アジアカップ。ウリ・シュティーリケ監督率いる韓国代表チームは、オマーンとの初戦、先制ゴールを決め1対0で勝利し、順調な滑り出しを見せました。続くクウェートとの2戦目、先制点を守り1対0で勝利すると、3戦目もオーストラリアを1対0で下しベスト8に進出。そのまま勢いに乗り、準決勝戦となるイラクとの試合では2対0で勝利を収め、1988年以来27年ぶりのアジアカップ決勝進出という快挙を成し遂げました。オーストラリアとの決勝戦は延長戦まで持ち込むも、延長前半戦で相手にゴールを許し、1対2で惜しくも優勝には一歩届きませんでした。しかし、試合後シュティーリケ監督は「大韓民国国民の皆さん、我々の選手たちを誇らしく思って良いです」と謝意を表し、韓国サッカーの未来へ多くの可能性が見えた試合であったことを評価しました。
スポーツ:平昌(ピョンチャン)冬季五輪、分散開催しない方針
2018年に予定されている韓国北東部・江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)で執り行われる冬季オリンピック。2014年末、その分散開催が議論され話題となりました。国際オリンピック委員会(IOC)が、準備にかかる費用の支援に関する江原道と政府の対立と準備遅延の状況を懸念し、一部競技を日本との分散開催にすることを提案したことが発端でした。これに対し、平昌冬季五輪大会組織委員会のチョ・ヤンホ委員長や朴大統領は、各競技施設の建設工事がすでに始まっている状況であることから、分散開催の可能性に否定的な姿勢を示しました。江原道のチェ・ムンス知事からは、北朝鮮参加の有無によっては南北での分散開催もありうるとの意見も提示され、議論は交錯。しかしIOC側から、「効率的な競技運用のための提案に過ぎない」という意向が明らかにされたことから、分散開催は事実上しない方針で議論にひとまず終止符が打たれることとなりました。
ニュースを通して韓国を知ろう!
アジアカップの快挙など明るいニュースが見られた一方で、経済不振が叫ばれ、青瓦台文書流出やナッツ・リターンなど政治、経済、社会の多方面で国民の不安と不落が高まる出来事が相次いだ今期。政府や企業レベルでの取組みが始まっていますが、そうした政策が実を結び国民の信頼へと繋がっていくことが期待されます。 さあ、来シーズンはどんな出来事が私たちの元に届くのでしょうか?芸能でもよし、スポーツでもよし、どんな面からでもいいので韓国にアクセスし、もっと韓国を知ってもらいたい。そんな思いで、これからもコネストは韓国からニュースを発信し続けます。皆さんもぜひ、韓国のニュースにご注目ください。
提供・韓国旅行コネスト
【こちらの記事も読まれています】
>韓国の飲酒文化
>韓国のパン文化
>日本から韓国への送金
>韓国での仕事の探し方&履歴書の書き方
>スターと兵役 2020