ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第94回目は、コミュニケーションのポイントを考えます。
ひとことで変わる、相手の反応
大人社会をうまく渡り歩くスキルとして必要なことのひとつ、「コミュニケーション」「会話力」。子供のように素直な対応が全員か?と言われたら、現実は違うことも多々ありますよね……。
とはいえ、大人社会で自分の本音をそのままぶつけてしまうと、思わぬクラッシュ事故になることも。そこで今回は、“ちょっぴり癖がある人”に注目して、うまく切り抜ける方法を考えてみたいと思います。
1. プライドが高く先生気質
まずタイプ1は、プライドが高くて先生気質の人です。
「先生」と言っても、実際に先生をしている人がみんなそうなのか?と言われたら答えはNOです。 しかし、
・何を話しても「これはつまりさ〜」と持論がある
・反論や批判意見は、聞く耳を持たない
のように、「何かを教えること」「自分が知識が豊富であること」が軸になっている人に多い傾向だと思います。明らかに、「それは、こっちの方が良いのでは?」と意見を言った場合でも、論破してきたり、他人には厳しいのに自分のミスには謝罪をしなかったりするなど、“ちょっと癖”がある人によくあるタイプです。
解決策は?
ズバリ、「褒めて褒めて褒めまくる」のがオススメです。
「さすが〇〇さんですね」「やはり、プロは考え方が違いますね」「失敗の経験なんて、程遠いんだろうな…」など、とにかく褒めてください。
有頂天になって逆効果なのでは?と思いそうですが、人はひたすら肯定され続けると、自分で「いや、そうは言っても〇〇は大変だよ〜?」などと、自ら腰を折るようになります。
下手に自分の意見を言うより、賛成できても反対でも、とにかく褒めちぎる!
これが、相手の糸口を掴むヒントになると思います。