ラクダのポーズは背中を大きく反らせるポーズ。
背中の柔軟性が必要とされ、苦手意識を持つ方が多いポーズでもあります。
今回はそんなラクダのポーズのやり方や効果、軽減法についてご紹介します。
ラクダのポーズとは?
「ラクダのポーズ」は、ヨガの代表的な後屈のポーズのひとつ。
「後屈」とはカラダを後ろに反らせることです。
サンスクリット語では「ウシュトラアーサナ」と呼ばれ、「ウシュトラ」とはラクダを意味します。
完成したポーズの形が、ラクダの背中をイメージさせることから「ラクダのポーズ」と呼ばれています。
ラクダのポーズの効果3つ
“背中を大きく反らせる”という動作は、日常生活ではほとんど行われません。
そのため、「ラクダのポーズ」に苦手意識を持つ方は多く、難易度の高いポーズと言えるでしょう。
背中全体の柔軟性が必要になるポーズですが、正しく練習することで、得られる効果もたくさんあります。
ラクダのポーズの主な3つの効果をご紹介します。
姿勢改善
ラクダのポーズで得られる効果のひとつは、姿勢の改善です。
特にデスクワークが多い方は、普段は背中を丸くした前傾の姿勢でいることが多いもの。
ラクダのポーズでは、背中を大きく反らせる後屈の姿勢をとるため、背骨を整えて、猫背や反り腰の改善が期待できます。
また、背面の筋肉を引き締めるため、背中まわりのお肉の解消や、ヒップアップにも効果が見られます。
気分が前向きに
後屈のポーズは胸を開いて深い呼吸を可能にし、気持ちをスッキリとさせてくれます。
また、背骨は自律神経と深く関係しているため、背骨を整えることで自律神経の調整にもつながります。
ラクダのポーズを行うことで、気分のリフレッシュや、ストレス解消効果が期待できるのです。
ダイエット効果
ラクダのポーズでは、カラダの前面を大きく伸ばします。
お腹まわりもストレッチされるため、内臓を刺激して血行を促進し、代謝をアップさせてくれます。
代謝が上がることで、ダイエットにも効果が期待できるポーズです。