岐阜県の紅葉スポット、避暑地、パワースポットとして名高い「養老公園」は、その広大な敷地の中に様々な見どころがあります。今回は、「養老天命反転地」「こどもの国」「養老の滝」を週末の日帰りでサクッと周遊するコースを、子連れ目線でご紹介します。
養老公園ってどんなところ?
岐阜県養老町にある、広大な敷地が魅力の公園。公園と聞いて想像する大きさの、おおよそ2倍の敷地はあります。公園にある主要スポットとしては、養老駅に近い順にこどもの国(こども用遊具がある、いわゆる公園)、楽市楽座(外で軽食を取れるエリア)、養老天命反転地(インスタ映えする不思議な公園)、養老ランド(遊園地)、養老の滝と、なっています。
その他、テニスコートやゴルフ場、キャンプセンターなどもあり、子供から大人まで、それぞれが楽しめる総合公園です。今回は、子連れで公園内を周遊するのにおすすめなルートでご紹介します。
①朝のさわやかな時間に!「養老の滝」を目指す
大人は絶対行きたいけれど、子供にとってはそうでもないかもしれない「養老の滝」を先手必勝で見に行っておきましょう!養老の玄関口、養老駅から出発です。
なんとこちら、養老の有名なアイテムである実物のひょうたんを張り付けて、駅名が描かれています!写真を撮ったら、駅前から無料シャトルバスに乗車しましょう。
土日祝日のみ乗車可能なこちらのバスは、地域のシニアによって運行されています。とてもアットホームな雰囲気のバスで、養老公園まで歩くと15分ほどかかるところを5分で到着するのがメリット。子連れなど荷物が多い場合には、ぜひ利用してみましょう。
バスで終点「松風橋」に着いたら、続いてカートに乗り換えて、滝を目指しましょう。なおカート乗り場は駐車場の目の前(橋を渡った場所)にあるので、車で訪れる際にも便利です。
こちらのカートは「幼児連れ」「足の不自由な方」など限定で利用させてもらえるゴルフカートで、土日祝日の10時~随時ピストン運行しています。
「松風橋」から滝の最寄り「妙見橋」までは、気もちの良い風に吹かれながら開放的な気分で乗車できます。子供も珍しい乗り物に大興奮です。また運転手さんは養老で生まれ育ったおじいさんなので、質問すれば養老の昔の話などを楽しく話してくださいます。地元の方とのコミュニケーションのおかげで、旅情もたっぷり。
「妙見橋」に到着したら、養老の滝まで15分かけて歩いたり(紅葉の見ごろは11月~12月上旬)、パワースポット「菊水霊泉」を汲みに行ったりと、養老の自然を満喫しましょう。
流しそうめんや甘味で休憩も
滝から降りてくる途中の休憩処「清水」で、流しそうめんをいただくのも良いですね。
1人前700円でいただけるこちらの流しそうめんは、麺を流す水も、めんつゆも、全て「菊水泉」を利用していて、ここでしか食べられない特別なそうめんです。ちなみに、こちらの流しそうめんはなんと年中いただけます。
デザートには、自家製梅シロップがたっぷりかかった菊水泉かき氷(500円)はいかがでしょうか。甘さはごく控えめで、梅のさっぱりとした味が散策の疲れを癒してくれますよ。