②体力が余っているうちに!「養老天命反転地」へ

【岐阜】無料カートの利用もできる♪子連れで「養老公園」周遊1.jpg
(画像=mikish、トリップノートより引用)

お次は「養老天命反転地」へ行きましょう。「松風橋」から徒歩5分程度です。

養老天命反転地は、荒川修作とマドリン・ギンズという2人の巨匠がデザインした屋外美術館のような公園で、人間は人間の身体の無限の可能性を活かし、この世界を希望ある未来に転換すべきだというメッセージが込められているんだとか…。

とはいえ、とてつもなく高尚なそのメッセージを理解するのは難しいという方に、筆者がこの公園を一言で表すとするならば、面白くてインスタ映えするハードボイルドな登山風迷路公園といったところです。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

エントランスで入場券(大人770円、高校生510円、小中学生310円)を購入したら、いざ公園内へ。チケット売り場にはコインロッカーがありますので、極力身軽な状態で出発しましょう。ハードボイルドな公園では、飲み物と小銭とスマホとタオルがあれば十分です。(自販機は入口付近の1か所のみ)

ちなみに園内には虫も結構いるので、できれば長袖長ズボン+スニーカー+虫よけスプレーを身にまとうこともお忘れなく。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

入園するとまず出迎えてくれるのが、ピンク色が可愛らしい「養老天命反転地記念館」です。中へ入ると、天井と床が反転したような?なんとも不思議な空間となっています。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)
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(画像=mikish、トリップノートより引用)

この様に、写真の上下を反転させると何とも不思議な一枚が完成します。いうまでもなくインスタ映えするこの場所では、ベストショットを狙って夢中になることでしょう。なお、公園内にはフリーWi-Fiが飛んでいますよ。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

楽しかった記念館を出ると、いよいよこの公園のハードボイルドな側面が見えてきます。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)
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(画像=mikish、トリップノートより引用)

まず圧倒されるのが「極限で似るものの家」です。勇気を出して足を踏み入れると、薄暗闇の中、蜘蛛の巣をかき分けた先にはなんと、ベッドやソファー、キッチンやトイレなどのモニュメントが配置されています。想像を絶するような不気味さです。足元にも面白い仕掛けがありますので、床を見ることもお忘れなく。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

他にも、隙のない意匠が所狭しと迫ってきます。ちなみにこの「死なない為の道」は歩くことが可能で、進んだ先にはワクワクする仕掛けがあります。しかし途中で引き返せない閉塞感があることから、幼児連れの場合はやめておいた方が無難かもしれません。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)
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(画像=mikish、トリップノートより引用)

平坦な場所が無いよう設計されているこの公園は、すり鉢状になった地形が特徴的で、視覚的には実際の広さよりずっと広く感じます。また、ただでさえ迷路のようになっている園内に、春~夏にかけては雑草が生い茂っていることも相まって、自分が歩くべきルートが全く読めません。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

気付かないうちにすごく高い場所に出ていることもありますし、写真のように一歩足を踏み外したら転落間違いないようなポイントもあるので、体力と集中力が試されます。

特に幼児と行く場合はくれぐれも無理をせず、決して目を離さないよう注意が必要です。写真を撮ることに夢中になるのも、ほどほどに…!

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

またこのように、岩山のようなものを登ったりと全身を使って満喫する場所なので、公園へ遊びに行くというよりは、ちょっとした登山のような心持ちで出かけると安心だと思います。

食事は養老天命反転地の外で軽食が可能

食事については、天命反転地を退場して少し歩いたところに「楽市楽座」があり、ポテトやおでん、カレーなどのちょっとした軽食がいただけます。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

大きな屋根がある屋外の施設でのお食事は、養老の綺麗な空気が隠し味。三密回避にも効果的ですね。

③最後の締めくくりに!「こどもの国」

養老天命反転地で心身の体力のほとんどを使い切ったところで、最後は子供が一番喜ぶ「こどもの国」へ行きましょう。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

こちらの公園は入場無料で自由に遊ぶことができる、いわゆる一般的な子供向けの公園です。入口では可愛いひょうたん型のパネルが心を癒してくれます。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

こちらの公園では遊具が年齢別のエリア(小学生:ぼうけんひろば、園児:わんぱくひろば、乳幼児:すくすくひろば)に分かれているので、子供の年齢に合わせて満喫することが可能です。他に、15,000㎡の芝生広場と、夏季限定のプールもありますよ。

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

園内には写真の休憩所の他、ちょっとしたスナック類やかき氷の出店があったりと、ちょっと小腹が空いた時に助かる施設が揃っているので、乳幼児連れでも安心です。

公園でしっかり遊んだら、往路にも利用したシャトルバスに乗って養老駅まで戻り、養老での一日を締めくくりましょう。(徒歩だと10分程度です)

この記事を書いたトラベルライターから一言

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(画像=mikish、トリップノートより引用)

今回は、5歳の娘と2人での養老来訪。ご紹介した通り、養老の滝→天命反転地→こどもの国の順番で巡りましたが、やはり正解でした。

もしこどもに国へ先に行ったとしたら、いつまでも遊具で遊ぶのを止めたがらないでしょうし、もし天命反転地へ先に行ったとしたら、滝へ行く体力は残されなかったと思います。

無料のシャトルバスとカートは土日祝日限定ですが、まだ体力の少ない幼児との旅では大変便利です。是非利用して、養老公園を満喫してくださいね!(mikish)


提供・トリップノート

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