調和が取れている2つがうまくいく
なにか2つのものから生まれるものは、調和が取れている方がうまくいきます。
同じ気質や性質の持ち主だと意気投合するかもしれないですが、長く付き合っていくためには、全然違う性質を持っているほうがいいですね。もちろんそこには対立もありますが成長もあるし新しく生まれるものもあるからです。
同じ志を持っている、同じ物事の見方をするということと、反対の性質を持っている人ということの、両方を兼ね備えているということをポイントにしてみてください。
似ている性質同士だと成長が少ない
匂いのお話でいうと、自分が臭いと思う、たとえば汗の匂いや体臭、口臭は、その人がもともと持っているフェロモンのようなもの。人によっては全然臭く感じないけど、自分にとってはすごく臭く感じるとか、自分にとってすごく良い匂いに感じるけど、ほかの人にとっては「え?」って思われることがあると思うんです。
匂いというのはとても本能的なものと言われていています。現代の私たちは香水や柔軟剤のような化学的な匂いに触れることが多いので、嗅覚が鋭い人は最近少ないかもしれません。嗅覚が研ぎ澄まされるたびに、自分でだんだん選べるようになってくるんじゃないかなと思うので、体臭が好きな人と結婚しなさいと言われているのはそのためです。
体臭が苦手な人と結婚すると性質的に似すぎていて、成長がなかったり、長く続きにくかったりというのがあるという風に聞いています。全く同じ性質だと相反するもの同士から生まれる新しい創造物が生まれにくいので、そこに学びとか、新しい発見とか、成長はなくなってしまうということですね。
男性との出会いでも違う性質が大事
この質問の男性との出会いというお話でいうと、違う体質や性質というところが1つ大事なこと。気が合うの「氣」はエネルギーということだと思うので、エネルギーが合うというのは、結局は全く違う体質、性質の中で調和が生まれた時に新しいエネルギーが生まれて、「氣」が合うということだと思います。
アーユルヴェーダをご存知の方はわかりやすいと思うのですが、ヴァータ、ピッタ、カパの性質や、空、風、火、水、地の要素があります。風の要素がとても強くてふわふわと落ち着かないようなタイプは、わりと落ち着いていて寛容寛大な性格や体型の人と一緒にいたりすると落ち着くと思いますし、逆に落ち着いていて寛容寛大なタイプの人はあまり刺激を求めなかったりもするので、意欲的・活動的に生きている人が隣にいることで行動的になれたりするのかな、と思います。
2人いてちょうどいい塩梅になるような人と一緒にいると、いろいろな刺激もあり、落ち着きもあり、全部が包括的に、ホリスティックに整っていくかなと思いますね。
バランスを保てる人が相性のいい人
陰陽のバランスみたいな感じですね。グループ内にたくさんアイデアを出す人もいれば、しっかり目標設定をして、「行くぞ」ってみんなを引っ張っていく人もいれば、与えられた任務を効率的にこなすことができる人もいる。
ことなる性質を持つタイプの人たちがいるから成り立つのが自然界の法則であるので、その自然界の法則で考えた上で相性を見ていくためには異なる性質を持った人、さらには志や目標や価値観が似ているというところがポイントかなと思います。
提供・yoganess
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