今では、スマートフォンのアラーム機能を目覚まし時計に使っている方も多いはず。快眠・熟睡ができる専用のアプリも人気を集めています。

いびきアプリに録音されていた“ナゾの男の声”。意味に気づいてゾワッ!
(画像=『女子SPA!』より引用)

写真はイメージです(以下同じ)

ただ起こすだけではなく、深い眠りへ導いてくれるリラックス音楽や、寝ている間にいびきを録音して、そこから熟睡度やどれだけ質のいい睡眠をとれているかという“睡眠効率”を判定してくれるものも。また、起こす際には、センサーが目覚めの良い浅い眠りを判断して、やさしく起こしてくれるそう。 このように睡眠を“見える化”してくれる便利な専用アプリですが、中には「ちょっと恐ろしい記録」まで録ってしまった例もあるのです。

アプリでいびきを録音。自分の寝言を聞いて驚愕!

いびきアプリに録音されていた“ナゾの男の声”。意味に気づいてゾワッ!
(画像=『女子SPA!』より引用)

「アプリを使い始めたのは、彼氏にいびきを注意されたのがきっかけでした」と語る椎名美由紀さん(31歳・仮名)は、自分のいびきや寝言も記録してくれるアプリを愛用していました。彼氏いわく、椎名さんは寝ている途中にいびきが何度も止まることも多いとか。睡眠時無呼吸症候群を心配して、寝ているときのいびきの相談をしてきたそうです。 「恋人にいびきを指摘されるのは、ちょっと恥ずかしいというかショックでしたね。でも、たまに泊まりにくるたびに私のことを心配してくれていたので、すぐにアプリをダウンロードして自分で確認してみたんです。操作は簡単で、寝るときにアプリのスタートアイコンをタッチして、そのまま起きるだけ。なにかしらの音が出ているときだけ録音されるので、あとで部分的に確認できます」 そして録音をしてみること数日。最初はとくにいびきもかいていませんでしたが、あるときアプリに“爆音”を示す記録が表示されていました。 「途中でむせたみたいで、めっちゃ咳き込んでいたんです。咳き込んで苦しかったんでしょうね。誰もいないのに『はぁ~めっちゃ苦しいんだけど、ムカつく!』ってグチグチ文句を言っていて、またそっこー寝てました(笑)。でも全然覚えてなくって」 それ以来、変な寝言が記録されるたびに彼氏にも聞かせていたという椎名さん。 「『これまじでウケるんだけど』って彼氏に聞かせて大笑いして。『お寿司が食べたい』とか、『仕事行きたくない』『疲れたもう無理!』とか、自分の寝言の多さにびっくりしました。本音がだだもれ状態(笑)。でもある夜から、気味の悪い音が記録されるようになったんです」

部屋中に響き渡る、ナゾの男のうめき声

いびきアプリに録音されていた“ナゾの男の声”。意味に気づいてゾワッ!
(画像=『女子SPA!』より引用)

その日は、今までで一番大きな音を記録した表示が出ていたそう。そこで、いつものように彼氏と一緒に聞いてみたところ……。 「なんの前触れもなく、『ヴォォォォォォォ!!』と野太い男の人の叫び声みたいな録音されていたんです。もう私の寝言とか、うなされているとか、本当にもうそんな感じじゃなくて。最初は彼氏も『悪い夢でも見て、自分で叫んだんじゃない?』と言っていたんですが、何度聞いても完全に別人の声なんですよ。ちょっと中年の男性の、断末魔の叫び声のような……」 その声は暗く、響き渡るような低音だったそう。どう考えても、女性の椎名さんが出せるような声ではなかったそうです。 「でも寝ているのは私一人だし、おかしいじゃないですか。ふざけて『浮気相手の男の声じゃないの~?(笑)』ってからかっていた彼氏も、その声が本当に切羽詰まっているというか、極限状態のように聞こえて、冗談も言えなくなっちゃって。結局そのときは、私がストレスがたまりまくっていて、ありえないくらい野太い声で叫んでいたということにしたんですが……」 あまりの恐怖に、「声の主は自分だと思い込むしかなった」と椎名さん。しかし、不可思議な現象はそれだけでは終わりませんでした。