こんにちは!ライターの渡辺彩季です。 この連載では、「多様な女性の働き方」をテーマに私とゲストで対談をさせていただきます。 今回のゲストは、伊勢丹新宿店『ビューティアポセカリー』のアシスタントバイヤーを務める鳥谷悠見さん。はじめて伊勢丹新宿本店を訪れたときに感銘を受けて、入社を決意されたそうです♡

今回のゲスト♡ 鳥谷悠見さん

2. 「確信したことを成し遂げる力は、誰にでも残っている」ウーマンダイアローグ
(画像=『Cinq』より引用)

伊勢丹新宿店『ビューティアポセカリー』のアシスタントバイヤー。

2011年、株式会社 三越伊勢丹に入社。
6年間、同ショップにて、ブランドマーケティング、商品仕入れ、イベント企画運営、販売促進、広告企画制作を担当。
学生時代から10年間、raw food、スーパーフードを取り入れた生活を継続中。
ローフードアドバイザー、アクアソムリエの資格を取得。

インタビューする人♡ 渡辺彩季

3. 「確信したことを成し遂げる力は、誰にでも残っている」ウーマンダイアローグ
(画像=『Cinq』より引用)

京都府出身、東京在住のフリーライター。
女性をターゲットにしたメディアを中心に美容、ファッション、ライフスタイルなどの幅広い記事を執筆中。

美容が大好きで、コスメコンシェルジュ、全米ヨガアライアンス、アロマテラピー検定1級、温泉ソムリエなどの資格を取得。

ウーマンダイアローグ#24 【ビューティアポセカリーアシスタントバイヤー/鳥谷悠見さん】

4. 「確信したことを成し遂げる力は、誰にでも残っている」ウーマンダイアローグ
(画像=『Cinq』より引用)

渡辺:本日のゲストは『ウーマンダイアローグ#2』に引き続き、私の同級生をゲストに迎えました。中学の同級生の鳥谷悠見さんです。よろしくお願いいたします! 

鳥谷:よろしくお願いいたします!

渡辺:地元・京都の中学の同級生ですが、実は同じクラスや部活になったことがなく、お互い大人になってから東京に出てきて再会したことから一気に仲良くなりました。

鳥谷:新卒で伊勢丹に就職したタイミングで上京してきたのですが、たまたま引っ越した家が渡辺さんの家から徒歩1分の距離で(笑)引っ越しの手伝いをしていただいたのが懐かしいです。

渡辺:プライベートでお茶や食事をすることはありますが、なかなか仕事にフォーカスを当ててじっくり話す機会がなかったので、今日はここぞとばかりに質問させていただきますね。早速ですが、現在の仕事の内容を教えてください。

鳥谷:伊勢丹新宿本店の地下二階にある、美と健康のテーマパーク『ビューティアポセカリー』というショップでアシスタントバイヤー、マーチャンダイザーとして働いています。具体的にはオーガニック&ナチュラルコスメや食品の商品選定、イベントの企画運営などをしています。

渡辺:前に『イセタン メイクアップ パーティ』でバッタリ会いましたが、本当に忙しそうでしたね! 百貨店のイベントは来場者も多いし、事前の準備も大変そうです。

鳥谷:たしかに『イセタン メイクアップ パーティ』の前後はとても忙しかったのですが、当日にお客様の笑顔が見れたときはやはり感動しますね。特にイベントではたくさんの方の反応がダイレクトに伝わってくるので、やりがいを感じます!

新宿伊勢丹を初めて訪れたとき、人生で一番感動しました!

5. 「確信したことを成し遂げる力は、誰にでも残っている」ウーマンダイアローグ
(画像=『Cinq』より引用)

渡辺:数ある企業のなかから、鳥谷さんが三越伊勢丹に就職した決め手を教えてください。

鳥谷:学生時代からマーケティングという分野に興味を持っていて、いずれは地元である京都で“人が新しい価値観と出会う場”を創造したいという思いがありました。そのために必要なスキルやノウハウを学べる企業を選ぼうと考えていました。

実は、その段階では百貨店は希望の就職先候補に入っていなかったのですが、就職活動をしているタイミングで東京に来る機会があり、伊勢丹の新宿本店に立ち寄りました。当時のことは今でも鮮明に覚えていて、人生で一番かもしれないくらい……感動したんですよね!

渡辺:私たちの地元の京都にも伊勢丹がありますが、新宿の本店は特別感がありますよね。訪れるたびに海外からの観光客を見かけます。

鳥谷:そうですね。世界各国から毎日たくさんのお客様がいらっしゃっています。私自身、まるでテーマパークに遊びに行った時に感じるような高揚感がありました。品揃えが豊富なことはもちろんなのですが、百貨店は本当に「どうしたら商品を一番よく見せることができるか」という工夫を凝らしています。空間の作り方、音響、ディスプレイ、様々なツール……総合演出というか、舞台に近いように感じます。とても衝撃的でしたね! 私がその時に感じた興奮を同じように誰かに届けたいと、入社試験を受けることにしました。

バイヤーとして“お客様が求める商品”を揃えるようにしています

6. 「確信したことを成し遂げる力は、誰にでも残っている」ウーマンダイアローグ
(画像=『Cinq』より引用)

渡辺:『ビューティアポセカリー』に新商品を仕入れるときに重視しているポイントを教えてください。

鳥谷:一番のこだわりは、“現在取り扱いをしていないもの”を新たに仕入れることです。常に販売スタッフとコミュニケーションを取って、お客様からどういった商品の問い合わせが多いか、現場の状況を把握するようにしています。お客様のお目当ての商品が店頭にないということがないように、百貨店のなかで抜け漏れがないかを重視しています。

渡辺:実際に私も『ビューティアポセカリー』が好きでよく買い物をしているのですが、たしかに幅広いアイテムが満遍なく揃っている印象です。いつ訪れても新作が入っていて、全く飽きないですね。

鳥谷:お客様に喜んでいただくためにも、常に循環させるようようにしています。その次に“お客様に満足していただけるクオリティーかどうか”を考えます。ナチュラルやオーガニックの製品を豊富に揃えていますが、実は必ずしもそうでなくてはならないという規制は設けておりません。実際に商品選定しているメンバーが他にもいるのですが、個々にアイテムを手に取ってみて、納得がいくものを店頭に出すようにしています。

渡辺:『ビューティアポセカリー』で販売されているアイテムは、目の肥えたバイヤーさんが選び抜いたものばかりなのですね。それぞれの商品がお店に並ぶまでのストーリーを考えると……もっと商品への愛しさが募りそうです!