デート3回でも恋が長続きすることもある

2年会わなくても、恋がさめないカップルの秘密。ラブ期は何年もつのか
(画像=『女子SPA!』より引用)

 それにしても、たった3回しかデートをしていない相手との恋がこんなふうに長続きしているのはいったいどういうわけでしょう?  アヴァ・カデル博士の理論を当てはめると、彼らは、「魅力」から次のステージの「冒険(Adventure)」に移っているよう。「魅力」から「冒険」に発展するには、お互いの心をオープンにし、よく知り合うことが必須だとカデル博士は説きます。  この恋愛の第2ステージ「冒険」ではカップルは“ラブラブ”状態にあり、男女ともに、性欲、気力や集中力に関係する男性ホルモンのテストストロンや、女性らしいカラダや女性の心身に大きく影響する、女性ホルモンのエストロゲンの両方を放出します。  その結果、性欲が高まり、肌や髪がツヤツヤして快感・幸福ホルモンであるドーパミンも放出されます。ドーパミンはエネルギーを感じさせてくれますが、同時に、相手への“渇望”や“執着”も喚起させるので、お互いを貪り合うような状態になるのです。

ラブラブな時期は6ヶ月から7年間続く!?

 実際に、紗里さんと翔平さんはチャット、ビデオや電話を通してかなり親密なコミュニケーションをとっているそうで、こんなことを打ち明けてくれました。 「2回セックスをしたときはまだお互いに遠慮していましたが、毎日チャットするようになってからは、2人ともどんどん性的に解放されていったんです。例えば、それまで経験がなかったのですが、チャットやビデオ、電話でお互いのセクシュアルな妄想を話し合ったり……。それがすごく刺激になっていて、“性的な冒険”を一緒にしている感じですね」  カデル博士曰く、ドーパミンが放出される「冒険」の期間には、個人差があり、6ヶ月から最長で7年まで続くそう!紗里さんと翔平さんはこれまでしたことのなかった、刺激的でセクシュアルなコミュニケーションを通して、性欲を高めるテストストロンや、快感・幸福ホルモンのドーパミンを放ち続けているのでしょう。