ウエストのくびれを作るには、背骨の動きも大切だということをご存知でしょうか?今回は、リカバリートレーナーの筆者が、ウエスト作りに効果的な背骨の動きに注目したトレーニングを紹介していきます。筋力に自信がない方でもやりやすい内容になっているので、ぜひ取り入れてみてください。

女性らしいくびれが欲しい方へ

男性とはちがう曲線的なラインが、女性の身体の特徴です。特にくびれは、女性の魅力をアップさせる重要なパーツですよね。そのために、筋トレを頑張っている方も多いと思います。

しかし実は、ウエストは筋トレばかりではなかなか作ることが出来ません。

おすすめは、背骨を動かすこと。固まった背骨だと、なかなかウエストはくびれません。

今回は背骨の動きに注目したトレーニングを紹介致します。大きく動かすことで身体がスッキリ!どんどん動かして素敵なウエストをゲットしていきましょう。

くびれたいなら、背骨をほぐして外腹斜筋を鍛えろ!

凝り固まった背骨をほぐして、お腹の横側にある腹斜筋に刺激を与えることで、くびれが生まれやすくなります。その腹斜筋は、深層部にある「内腹斜筋」と表層にある「外腹斜筋」でできていて、お腹の横を引き締めるためには、「外腹斜筋」にアプローチすることが重要です。

外腹斜筋は、胸のすぐ下からウエスト部分にかけて存在しています。

くびれの基礎をつくる、背骨ストレッチ

まずは、背骨のストレッチから始めましょう。普段同じ姿勢でいることが多い方は、背骨が凝り固まっていますよ。するとウエストができづらいことはもちろん、動きが固くなりあらゆるトレーニングの効果も落ちてしまいます。背骨を回旋させながら、ウエスト周りの筋肉をしっかり伸ばしていきましょう。

『common』より引用
(画像=『common』より引用)
  1. 床に足を伸ばして座ったら、片方の足の膝を曲げて反対側の足に引っ掛けるようにします。身体を支える様に手は身体の後方に置きましょう。
  2. 曲げた膝に反対側の腕を引っかけます。
『common』より引用
(画像=『common』より引用)
  1. 息を大きく吸い、吐きながら身体を捻りましょう。

最初は10秒からで構いません。慣れてきたら60~90秒程度そこでキープして、伸ばしていきましょう。背骨全体をゆっくりと回旋させることが大切です。

太ももの裏が固すぎて辛いという方は、最少は膝の角度をゆるめていただいて構いません。少しずつ伸ばしていける様にしましょう。痛みや不安がある方は無理をせず、ご自分の取り組める範囲で行ってくださいね。

くびれをつくる背骨トレーニング①:両手を挙げて脊柱回旋

頭上に手を大きくあげて、動かしていきます。この動きは背骨をスムーズに回旋させることが目的です。ウエスト引き締め効果の他、肩のトレーニングも兼ねていきます。引き締まった上半身を作っていきましょう。

『common』より引用
(画像=『common』より引用)
  1. 足を肩幅程度に開いて、両腕を大きく伸ばします。
  2. 耳のラインに沿って、肘を伸ばして挙げましょう。この時、反り腰、でっちりにならないようにお腹に力を入れてください。
  3. 両腕の肘を伸ばしたまま、上半身を大きく回旋させましょう。
『common』より引用
(画像=『common』より引用)
  1. 10回グルグルと回したら、反対回りでも同じように行います。

上半身の動きに下半身がつられてしまわないように下半身は固定しておきましょう。また、腰を捻って回すのではなく、上半身全体で動くことが大切です。最初は小さな円を描くようにはじめ、徐々に大きく動かしてみてください。