摂食障害の治療法

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

摂食障害は、治療を行うことで改善できます。

しかし、当の本人は摂食障害であるという自覚がないことが多いため、周囲の協力も必要になってきます。

また、摂食障害は心とカラダの問題であるためその両方を治療することが重要です。

一般的な治療法としては、

  • 医療従事者や周囲との信頼関係、協力関係を作る
  • 自分が摂食障害ということを認知していく
  • 行動変容を起こすための説明を受ける
  • 食行動や気持ちの面の記録やモニターを行う
  • 必要な栄養を補う
  • 正しい食事量についてのアドバイスを受ける
  • 心理療法を用いて不安を解消する
  • 食べることへの恐怖心を解消する
  • 場合によっては薬物療法を行う

このようなアプローチから、嘔吐の軽減、心理面の改善、学校や職場での適応の援助などを目標としています。

摂食障害は重度になる前に、治療を開始してほしいと願っています。

少しでも早い段階で、本人もしくは周囲が異変に気づいてあげることが大切です。

摂食障害が起こる原因

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

では、摂食障害が起こる原因は何でしょうか?

理由は様々ですが、もっとも多く見られる原因は無理なダイエット。

他には家庭環境、職場や学校での人間関係、日常生活でのストレスが原因となることが多いです。

また、人によっては周囲からかけられた一言がトラウマになり、太ることや食べることへの恐怖から摂食障害を起こすこともあります。

摂食障害を甘く見てはいけません。

早期発見、早期治療をおこなっていきましょう。

摂食障害から抜け出すために

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

最近は成長期の10~20代の若い女性に見られることが多くなってます。

無理なダイエットから摂食障害になる方も多いため、ダイエットは正しい知識で行っていきましょう。

正しく食べて痩せる、これができればダイエットからの摂食障害は回避できることを是非覚えていただきたいです。

田原奈々絵
管理栄養士&ヨガインストラクター
大学卒業後、管理栄養士免許を取得し内科クリニックにて主に生活習慣病の方への栄養相談を年間のべ250名の患者様に行う。 患者様とお会いする中で、慢性疲労(副腎症候群)の方と多く会う機会があり、食事面だけでなく呼吸を行うことで自律神経を整え、身体の不調を改善していきたいと考えヨガインストラクターの資格を取得する。

提供・yoganess



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