旅行、帰省、出張などを安心して行う為に、PCR検査を受ける方も多いかと思います。しかし、まだ1度もPCR検査をした事がない方は、知らない事ばかりで不安な方も多いはずです。今回は、PCR検査を中心にご紹介していきます。
「PCR検査」とは?
「PCR検査」とは、ウイルスの遺伝子を検出する事により、現在コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる検査です。唾液や鼻の粘液から検査する事が出来ます。感染してから発症する数日前より検出可能とされており、感度は約70%程度と、最も高精度な検査方法といえます。(2021年10月現在)
「抗原検査」とは?
「抗原検査」は、ウイルスの抗体を用いて、ウイルスが持つ特有のタンパク質を検出する事により、コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる検査です。短時間で検査ができるなどメリットもありますが、感度は「PCR検査」よりも低く無症状の方からの検出が難しい事などのデメリットもあります。
「抗体検査」とは?
「抗体検査」は、体内の抗体を検出し、過去にウイルスに感染していたかを調べる検査です。採血により、ウイルスに感染すると形成されるタンパク質が血液中にあるかを調べます。ワクチン接種により、体内に作られた抗体の存在も測定できると言われています。現在ウイルスに感染しているかどうかの検査ではないので注意して下さい。
木下グループ「新型コロナPCR検査センター」
さて、ではどこでPCR検査ができるのでしょう。医療機関でももちろん検査は出来ますが、手軽に検査が可能な「木下グループ新型コロナPCR検査センター」をご紹介します。筆者も実際にこちらの新橋店で検査を受けました。尚、発熱などの症状がある場合や、濃厚接触者の方は、こちらでは検査できません。
検査の流れ
まずは来店する前に、日本最大級の検索&予約サイト「EPARK」で、事前にネットで予約をします
そして検査センターに行き、受付完了メール(受付番号の記入してあるメール)を受付の方に見せます。支払いは前払い制で、現金は不可。クレジットカード、電子マネー・QRコード決済、交通系ICカードのみ使用できます。同意書と、検査キットを渡されるので、それを持って採取ブースへ向かいます。
同意書に記入後、採取ブースで、ストローを使って試験管に唾液を2ml採取します。採取方法は、受付でも説明されますが、ブースの壁面にも詳しい説明が貼ってあります。
唾液が出やすいように、酸っぱさを連想させる画像が貼ってありますので、唾液が出にくい方は利用しましょう。個人差はあるかと思いますが、だいたい3分〜5分程度で完了します。検査結果は翌日24:00までに予約時のメールアドレス宛に届きます。
- 来店検査 2,300円
空港内でも検査可能!
「木下グループ新型コロナPCR検査センター」は、「羽田空港(第1、第2ターミナル)」、「伊丹空港」、「福岡空港」にもあります。
迅速で正確なPCR検査のできる「エキスプレスPCR検査」や、入国検疫レベルの高精度抗原定量検査「クイック検査(抗原定量検査)」などは、結果が30分で出るので、飛行機搭乗前の少しの時間で検査ができて、忙しい方にオススメです。
検査後最短でも4時間かかる「PCR検査」もありますが、当日搭乗予定の方は「PCR検査」のみの受診はできません。クイック検査、またはセットでの検査が必要になります。またどの検査も、陰性であれば来店すると、「陰性証明書」(日本語のみ)を発行してもらえます。
- エキスプレスPCR検査 7,900円(羽田第2ターミナルは実施していません)
- クイック検査(抗原定量検査) 1,900円
- PCR検査 2,000円