リカバリートレーナーの筆者が開脚をマスターするメソッドを伝授。しっかりコツコツ続ければ、1週間で開脚できるようになるかも!?股関節がほぐれ開脚ができるようになると、美脚にも繋がります。早速チャレンジしていきましょう。
開脚は美脚の象徴!?
バレリーナや体操の選手が、開脚をして上半身をべたーっと床に付けている姿に憧れたことのある方は少なくないはずです。
股関節が柔らかい女性は、かなりの確率で美脚の持ち主。それは、股関節の柔軟性が脚の筋肉やむくみと関係しているからです。美脚を目指すなら、股関節を柔らかくしておくのがおすすめですよ。
今回は開脚に必要な運動を段階的に紹介させていただきます。コツをつかむことで、どなたでも開脚をすることができるようになります。ぜひ試してみてください。
開脚で美脚になれる理由
・下半身の筋肉が働くようになる
股関節の可動域が拡大すると、下半身の筋肉がより使われるようになります。下半身の筋肉とは、お尻、もも前、もも裏(ハムストリングス)、内もも・・・とどこも引き締まってほしい筋肉ばかりですね。
股関節が固い人は、歩く時にも小股になり、床のものを拾うときもしゃがまずに腰を曲げてしまいがちです。そのような動作では、下半身の筋肉があまり使われません。小さなことですが、その積み重ねが筋肉の衰えた太い下半身を作っているのです。
・血行が良くなりむくみづらくなる
さらに、股関節にはリンパが集中しているため、開脚をすると血流が良くなり、むくみの解消にも効果的です。むくみがあると脚が太くなってしまうので、股関節を開くことは美脚にとって大事だと言えます。
血行不良は全身疲労の原因でもあります。開脚できるようになることで、腰痛、肩こり、冷え症といった不調の改善も期待できます。
見た目がすごい!だけじゃない開脚。憧れる人たちが多いのも頷けますね!
開脚するための股関節の働き
股関節は伸展、屈曲、外転、内転、外旋、内旋と複雑な動きをしていきますが、実はそれぞれの働きが単体で180度になることはありません。
股関節は、単純に開くという動作だけでは、あのきれいな開脚が完成しないのです。さまざまな方向へと動かしていく必要があります。 つまり、頑張って、脚を開いて「ウンウン!」と伸ばしても、準備運動程度の効果しかありません。ゆっくりで構わないので、少しずつ可動域を広げていきましょう。