シックハウス症候群にならないために
上記のように、シックハウス症候群は法律や表示制度でしっかりと対策がなされています。しかし小さな子どもや高齢者のいる家庭は、シックハウス症候群にならないための対策を自ら進んで行うことがおすすめです。住宅会社任せにするのではなく、自分たちで建材を選び生活環境を整えましょう。
化学物質への対策
化学物質への対策として何より大切なのは、住宅会社とよく話し合うことです。化学物質の放散が少ない建材を使用してもらったり、十分に換気できる設備を設置したりと工夫してもらえるよう話し合いましょう。
湿気対策を十分に
湿度の高い日本では、湿気によって住宅内にカビが発生してしまうことも少なくありません。換気システムを活用し、室内外の空気を入替え湿気対策を行いましょう。梅雨時の湿気が多い時期には、除湿機を利用するのも手です。湿気は窓の結露からも発生します。断熱性能の高い窓で結露を防止しましょう。
化学物質以外の原因物質へも配慮を
シックハウス症候群は、化学物質だけでなくカビやダニもその原因になり得るとされています。ダニやダニの死がいなどが室内にたまらないように、掃除はこまめに行ってください。室内の空気を常にきれいに保つように気を付けることが、シックハウス症候群の防止につながります。
きれいな空気で健康な生活を送ろう
新築住宅なら「どのようなものでも安全」というわけではありません。シックハウス症候群の発症を防ぐためには、その家の住環境への配慮が必要になります。建築前からなるべく化学物質が放散しない工夫などを住宅会社と相談し、建築後は室内の空気をきれいに保てるよう努力しましょう。
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