動画配信サービス「ネットフリックス(Netflix)」で配信がスタートするや、世界中で爆発的支持を得ている韓国ドラマ「イカゲーム」。インド人俳優のアヌパム・トリパティは、同作への出演で知名度が一気にアップしたが、そんな彼のこれまでの経歴を、インドのニュースサイト「Republic World」が紹介している。

「イカゲーム」は、借金に苦しむ参加者たちが、賞金456億ウォン(約43億円)をかけて、危険なゲームに挑む物語。同作にて、アヌパムはパキスタン人労働者アリ役を好演。視聴者に強い印象を残した。

現在、韓国を拠点に活動するアヌパムはインド出身の32歳。元々は、音楽に興味があったというアヌパムだが、舞台「スパルタカス」で奴隷役を演じたことがきっかけで俳優業を志すようになったという。

演技を勉強するため、アヌパムはボリウッド俳優を多数輩出したニューデリーにある演劇学校「National School Of Drama」への入学を希望していたが、ひょんなことからソウルにある韓国芸術総合学校の話を耳にし受験。見事、奨学金を勝ち取り、学部生として同大学に入学した。

アヌパムによれば、言語の違いにより入学当初はコミュニケーションを取ることが難しかったと言うが、その後2年もかからずして韓国語をマスターしたという。