9. 丸亀城【香川県】
標高66mの亀山の山頂に、生駒親正・一正により1597年に築城されたお城です。天守からは丸亀の町並みや瀬戸内海を望むことが出来ます。
このお城の魅力は石垣で、「石垣の名城」とも呼ばれています。山麓から山頂まで4重になった石垣の総高は60mにもおよび、日本一の規模を誇ります。また、垂直に伸びた石垣に独特の反りを持たせた「扇の勾配」と呼ばれる技法をはじめ、丸亀城では様々な石垣の積み方が見られます。
10. 伊予松山城【愛媛県】
松山市の中心部にある、標高132mの勝山の山頂に築かれているお城。松山市内の至ることろから、山頂に建つ松山城の姿を望むことが出来ます。
関ヶ原の戦いの後に、加藤義明により築城されました。失火や廃城令により城門や櫓などを失いましたが、現在でも大天守をはじめ、21棟の重要文化財を要するお城です。
11. 宇和島城【愛媛県】
築城の名手として知られる藤堂高虎により1596年に築城されました。関ヶ原の戦いの後、高虎が今治に転出となった後、奥州伊達藩の伊達秀宗(伊達政宗の子)が入城。秀宗と2代目城主となった宗利により城郭の大修理を行い、現在もその姿を残すお城です。
12. 高知城【高知県】
関ヶ原の戦いの功績により、土佐一国を拝領した山内一豊によって築城されました。
1727年に城下でおきた大火により城郭のほとんどを焼失しましたが、1753年までに築城当時の姿に再建され、今日にその姿を残しています。
その後も廃城令や太平洋戦争の戦火を逃れ、本丸の建造物が完全に残る唯一のお城として知られています。天守や御殿など15棟の建築物が国の重要文化財にもなっています。
最後に
戦国の世から江戸時代初期にかけて国内に多く建てられたお城ですが、当時の姿を今日に残しているのは、今回紹介した12基のみです。大きさ、形は違いますがどのお城も美しく、見ごたえ溢れるお城ですので、是非訪れてみてください。
なお、12城では名刺サイズの「お城カード」を販売していますので、コレクションするのもおすすめです。
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