東京新宿を代表する5つ星ホテルと言われる「パークハイアット東京」の41階にある「ジランドール」は、コスパも雰囲気も抜群のフレンチレストラン！お祝いの日にぴったりのランチコースと、まるで海外にいるかのようなラグジュアリーで優雅な店内の様子をご紹介します。
「パークハイアット東京」について
新宿駅南口から徒歩12分の場所にある「パークハイアット東京」は、1994年創業のハイアット・ホテルズ・アンド・リゾーツグループのホテルです。三角屋根が三段並んだちょっとユニークな外観のビル「新宿パークタワー」の39階から52階までがホテル（客室は42階から）になっています。
ホテルの全ての部屋からの眺望は良好で、ホテル内にあるレストランも創業当時から人気があります。ニューヨークの空気感を再現した「ニューヨークグリル」や「ニューヨークバー」、そして今回ご紹介するヨーロッパさながらの非日常的な空間のフレンチレストラン「ジランドール」など、開業から25年以上経った今でもセレブや著名人たちが集う場所として有名です。
2003年製作の米映画『ロスト・イン・トランスレーション』では、このホテルが舞台となっており、国内外の多くの人々に「パークハイアット東京」が知られるきっかけとなりました。
映画のストーリーは、このホテルに宿泊していたアメリカ人男女（主人公のビル・マーレイと、スカーレット・ヨハンソン）のお話ですが、部屋の窓辺に座って東京の町並みを眺めるスカーレット・ヨハンソンがとても印象的。外国人から見た異国地・東京という視点が面白い映画です。監督のソフィア・コッポラ氏は映画製作前にこのホテルにプライベートで長期滞在経験もあり、彼女にとってこのホテルは「何もかもが好きでかけがえのない存在」なんだとか。
また2019年にパークハイアット東京の開業25周年を記念し作られたスペシャルビデオの中で、ソフィア・コッポラ氏や坂本龍一氏など、世界的に活躍するクリエイターがパークハイアット東京への思いを語っています。ホテル内の美しい内装デザインやレストラン、47階にあるプールやジムから見える絶景も動画でご覧いただけます。
エレベーターで41階まで行き、扉が開くと、竹林が美しいカジュアルレストラン「ピークラウンジ＆バー」が目の前に広がります。そして、その右方向の長い廊下の途中に「ジランドール」のエントランスがあります。また、廊下の途中にある窓からは、天気の良い日には富士山を眺めることもできますのでお見逃しなく。
「ジランドール」のラグジュアリーな店内
店名の「ジランドール」という言葉の意味はフランス語で「大燭台」ということから、入り口には印象的な大燭台風のオブジェが置かれています。
また、入り口から店内を見渡すと、壁面にはカフェでくつろぐ人々のモノクロームの写真が144枚飾られ、開放的でヨーロッパのエッセンスが溢れるモダンな空間が広がっています。
店内の窓からは、新宿より東側、東京スカイツリーや新宿ドコモタワー、新宿御苑、東京都庁などが見渡せて、窓際の半個室を確約できるプランもあり、その非日常的な空間に何時間でもいたくなりそうです。
