関東を代表する城下町として有名な、神奈川県小田原市。箱根湯本駅から電車で約15分と、アクセスに便利!街のシンボル「小田原城」や名物・かまぼこの魅力を体験できるスポットまで、人気温泉地・箱根への旅行とあわせて訪れたいスポットやお店が目白押しです。城下町・小田原観光の楽しみ方をご紹介します。
【1】小田原のシンボル「小田原城」散策を楽しむ!
15世紀中ごろに築城されたといわれている「小田原城」。北条早雲が小田原に進出し、5代約100年にわたって、城を中心に関東での勢力を拡大しました。2016年5月にリニューアルオープンした天守閣や、歴史見聞館を中心に歴史探訪を楽しめます。
甲冑と刀剣を展示する常盤木門
小田原城本丸の正門が「常盤木門」。城門の中で最も堅固な造りで、門の傍らに立つ松が何十年も枯れないことから名付けられました。2016年10月に「常盤木門SAMURAI館」がオープン。甲冑や刀剣の展示や、プロジェクションマッピングを楽しめます。
絶景を堪能できる天守閣
天守閣は北条家ゆかりの古文書や美術工芸品などを展示しており、1590年豊臣秀吉と北条家が戦った「小田原合戦」についても映像や図で詳しく紹介しています。5階には展望デッキがあり、相模湾や小田原市内の街並み、箱根の景色を堪能できます。
【2】小田原城に近い!二宮尊徳をまつる神社に参拝する
小田原城天守閣から歩いて5分のところにある神社。江戸時代末期に生まれ、独学で勉学に励んだ二宮尊徳(二宮金次郎)が御祭神としてまつられています。
境内には、子供の頃の姿がモデルの二宮金次郎像や、大人になってからの姿を模した二宮尊徳像があります。生涯を世の中のために捧げ、疲弊した600カ所の村を救った功績について、紹介しています。
「きんじろうカフェ」でひと休み
参拝後は「報徳の杜」にあるカフェでひと休みしましょう。「きんじろうカフェ」では、本格イタリアンコーヒーや、江戸時代に二宮金次郎が食べていた「呉汁」が用意されています。カプチーノには二宮金次郎を描いてあるのでぜひ注目してみて。金次郎のオリジナルグッズも販売しています。
【3】小田原の人気海鮮居酒屋で地元の海の幸を堪能する!
駅から小田原城方面へ3分歩いたところにある、海鮮料理居酒屋「SAKANA CUISINE RYO(サカナキュイジーヌ・リョウ)」。1階から3階まで座席があり、週末のランチタイムは観光客や地元の人で賑わいます。
おすすめの一品は「まかない丼」。マグロやブリなど10種類以上の鮮魚を、ぶつ切りにしてわさび醤油で混ぜた丼で、海の幸を多彩に楽しめます。そのほか小田原や伊豆近海で獲れた鮮魚を使った、寿司やお刺身も食べられるので、あわせて味わってみて。