アップドッグとコブラのポーズは違うの?

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

アップドッグとコブラのポーズは、見た目が似ているため、ぱっと見は違いが分からないことも。

ですが、このふたつのポーズでは、筋肉の使い方がかなり違います。

コブラのポーズは、恥骨と太ももは床につけたまま背中を伸ばすため、背筋をメインに使います。

しかし、アップドッグでは、手とつま先で床を押して、下半身を浮かすためウデや下半身の筋肉を刺激します。

実際に正しくふたつのポーズを行ってみると、違いを体感できるでしょう。

アップドッグのやり方

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

ヨガの基本のポーズであるアップドッグ。

見た目はシンプルですが、慣れるまではウデや足がプルプルするかも知れません。

アライメントに気をつけて順を追って行ってみましょう。

やり方

  1. うつ伏せになる。手のひらは胸の横につく。
  2. 足は腰幅に広げ、足の甲でマットを押す。
  3. 息を吸いながら両手のひらでマットを押し、上半身を前にスライドする。ヒジを伸ばして胸を引き上げる。
  4. つま先で床に押し、ヒザと太ももは床から浮いているようにする。目線を斜め上に。
  5. そのまま3〜5回呼吸する。

アップドッグによくあるミスアライメントと改善法

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

アップドッグは、慣れていない方にはミスアライメントが多いポーズでもあります。

コブラのポーズと似ているため、間違わないように注意しましょう。

アップドッグによるあるミスアライメントと改善法をご紹介します。

ヒザ、太ももが床についている

アップドッグはヒザと太ももは床から浮かし、手のひらと足の甲でカラダを支えるポーズです。

これがなかなか出来ずに「太ももが浮かない」と困っている初心者の方も多いもの。

下半身を床から浮かすポイントは、手の位置です。

ヒジを伸ばした時に、肩の真下に手がくる位置に調整しないといけません。

手の位置がこれよりも前にあると、ウデを伸ばしきったときにカラダを上に持ち上げられず、下半身が浮かせないことがあります。

肩の真下に手がくるようにすることで、反ったときに、しっかりと床を押して下半身を持ち上げることができるのです。

肩がすくんでいる

アップドッグでは、肩がすくんで首が短くなっている方もよく見かけます。

これは、肩甲骨まわりやウデまわりの筋肉を使いきれていないためです。

アップドッグでは、肩甲骨は中心に引き寄せながら、肩は下に下げるようにウデの筋肉を使います。

また首の後ろが詰まらないように、首は反らせるよりも長く伸ばすイメージで、目線は斜め上にしましょう。

腰から反っている

アップドッグでは、つい腰を反らせようとしてしまいがちです。

柔軟性に頼って腰を反らせてしまうと、筋肉がしっかりと使われない上に、腰痛の原因にもなってしまいます。

腰を反るのではなく、背中を伸ばして胸を開くように意識してみましょう。

腰の柔軟性が高い人は、つい腰ばかり反ってしまいがちなので、要注意しましょう。

アップドッグを深めよう!

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

レッスンでの登場頻度が高いアップドッグ。

毎回正しいアライメントで行うことで、二の腕やお尻まわりのシェイプアップが期待できます。

正しいアップドッグで、しっかりと筋肉を使いましょう!

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提供・YMCメディアカルトレーナーズスクール



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