米人気歌手ビリー・アイリッシュ(19)が、コンサート中にご立腹。近頃、アメリカで議論となっている“ある問題”に対し、放送禁止用語を交えながら、自身の意見を述べた。米Yahoo!などが伝えている。

アメリカのテキサス州は先月、妊娠6週目以降の人工妊娠中絶を禁止とする州法を施行。妊娠6週目頃は女性自身が妊娠に気づいていない可能性もあること、さらにはレイプなど性暴力被害による妊娠も中絶禁止対象に含まれていることなどから、女性セレブを筆頭に、多くの女性から批判の声があがっている。

中絶禁止法の施行を受け、ビリーは当時、「もっと男性が気にかけてくれることを心から望んでいる。もう疲れはてた。女性の権利に関して何も言わない男性がどれだけいることか、本当に気分が悪くなる」とSNSに投稿。女性の権利を守ろうとする男性がいないという現状に辟易(へきえき)していることを明かしていた。