杖のポーズのやり方
杖のポーズをやってみよう
やり方は簡単ですが、ていねいに行ってみましょう。
やり方
- 両脚を前に伸ばして、床にすわる。
- 両手をおしりのそばに置き、指先を立てる。
- 背筋をのばす。
- つまさきを天井の方に向け、ひざをしっかりとのばす。
- 息を吐きながら、その姿勢を1分~3分ほどキープする。
杖のポーズのポイント
杖のポーズのポイントは、腰をしっかり立てることです。
座骨を床につきさすようにし、腰が床と垂直になるようにしっかりと立てましょう。
丹田に力を入れ、背筋をスッと伸ばします。
肩は自然におろしましょう。
さあ、いかがですか?
うまくできましたか?
うまくできないという方もたくさんいらっしゃると思います。
腰を立てようと思っても、床と垂直に腰を立てることができないんですね。
がんばってみても、どうしても腰が引けてしまうという方、意外と多いんですよ。
腰が引けてしまうと、背筋を伸ばそうと思ってもうまく伸ばすことができません。
では、どうしたら、腰をしっかり立てることができるんでしょうか?
クッションやタオルを上手に使おう
腰をしっかり立てて背筋を伸ばすことができないという方は、おしりの下にクッションを敷いてみましょう。
たたんだタオルを敷いてみてもいいですよ。
それだけで腰を立てやすくなるかと思います。
腰を立てることができたら、背筋もスッとのばすことができますね。
クッションやタオルを使ってもうまくいかないという方は、ひざを軽く曲げてみて下さい。
そして、息をはきながら、少しずつひざをのばしていってみて下さい。
ムリなさらなくていいですよ。
できる範囲で少しずつ行いましょう。
注意点
腰に負担をかける姿勢になりますので、腰痛の方は控えましょう。
また、太ももを痛めている方や、股関節を痛めている方も、この姿勢を取るのは控えましょう。
杖のポーズはヨガの基本
杖のポーズは、あらゆるヨガポーズのはじまりのポーズでもあります。
ですから、杖のポーズがしっかりできなければ、他のポーズがキチンと行えるわけがないんですね。
むずかしいポーズにいろいろ取り組みたくなるかもしれません。
ですが、むずかしいポーズって、基本がしっかりできなければ絶対にうまくできません。
杖のポーズをマスターすることは、他のヨガポーズをマスターする大きなポイントでもあります。
タオルやクッションをうまく使って、キレイに杖のポーズができるようにがんばってみて下さいね。
提供・yoganess
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