1本のデザインナイフだけでつくるアートな世界
リトさんが葉っぱ切り絵をつくる道具はデザインナイフ1本だけ! 精巧さを極めるため、1回の制作で、デザインナイフの刃を2~3回取り替えるのだとか。そんな葉っぱ切り絵制作のプロセスを見てみましょう。
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- 紙に下絵を描きます。
- 葉っぱの裏側に下書きします。
- 絵の内側部分から切り抜きます。
- 余分な箇所を落とします。
- アウトラインを切ります。
0.1ミリでもずれるとアウトという、繊細な作業。
- できあがり。
こうして生み出されたリトさんの葉っぱ切り絵には、それぞれの作品ごとにタイトルがつけられています。このタイトルをつけるのにも、「見たままの状況説明にしたくない」というこだわりがあり、2時間以上悩むこともあるそう。
最後に、リトさんのセンスが光るタイトルと、本書に添えられた優しい文章をご紹介します。
「いつも君のそばにいる」
ウサギくんの目から一粒の涙がポロリ…。 友だちが落ち込んでるときには、そっと寄り添って あげるのが森の仲間たちの優しさです。 明日はきっとまた笑顔で会えるね。