オンリーワンの特撮施設誕生！「須賀川特撮アーカイブセンター」
2020年11月にオープンしたのが、須賀川特撮アーカイブセンター。須賀川の町中から車で20分ほどの郊外にあります。ここは、特撮に関する貴重な資料を収集、保存、修復し、世界的にも誇るべき文化を顕彰、推進し、後世に伝えることを目的として設立された施設です。
ホールでは、頭上に航空機の模型が実際の撮影時と同じように吊られています。スクリーンに描かれた空は、「雲の神様」と称された島倉二千六（しまくら ふちむ）さんが描いた特撮用の背景画で、実際にスクリーンだけ撮影すると、本物の空にしか見えません。
収蔵庫は、ガラス越しでの見学ですが、撮影で実際に使用したミニチュア模型や、ウルトラマンのマスク、巨大な戦艦などがひしめいています。ミニチュアと言っても、戦艦や建物など、想像を超える大きさに驚きですよ。
2階の多目的スペースには、約3.6m×5.4mものジオラマが設置されています。ひょっとしたら一瞬、もしかしたら映らないかもしれない細部にまで、こだわって作りこまれていることに驚くことでしょう。遠近法を使ったり、背景の絵でリアリティを出したりと、たくさんのトリックやアイディアが詰め込まれていることに改めて感動できる施設です。
ここでも会える！「福島空港」
須賀川から車で20分ほどの場所には、福島の空の玄関口・福島空港があり、ここにもウルトラマンの像が立っています。空港内には、ウルトラマンと怪獣の戦闘シーンのオブジェやウルトラマングッズを扱うショップなどが設置されていて、子供はもちろんお父さん世代もハイテンションになってしまいそう。
意外な場所でもウルトラマン！「サービスエリア：安達太良SA上り下り」
ウルトラマンに会える場所は、意外な所にもありました。ドライブ途中に立ち寄れるサービスエリアです。東北自動車道の安達太良サービスエリア上下線ともウルトラマンの立像と共に自動販売機が設置されています。ドリンクを買うたびに、声がきけたり、目や額のビームランプが光ったり、胸のカラータイマーが点滅するなど、楽しい仕掛けがあるので、ついついドリンクを買いすぎてしまうかも？
さいごに
ウルトラマンシリーズは、親子二世代、三世代で楽しめる特撮テレビとして、現代も人気のシリーズです。2021年現在、『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明氏が企画・脚本を手がけた映画『シン・ウルトラマン』も制作が進められています。ぜひこの機会に、家族でウルトラマンの聖地・福島県須賀川市を訪れてみませんか？そして、ドライブがてら、ウルトラマンのコンプリートを目指すのも楽しいですよ。
提供・トリップノート
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