極楽とんぼ・加藤浩次 相方解雇を「スッキリ」で号泣謝罪
『スッキリ』(日本テレビ)のMCとして、今や朝の顔にすっかり定着した極楽とんぼの加藤浩次も、相方・山本圭一の不祥事の際には心に響く男泣きを見せています。
2006年に山本が未成年との飲酒・淫行により事務所を解雇される騒動が発覚。
スタートからわずか3ヶ月だった同番組で加藤は「決して許されるものではない。会社が下した解雇という結論を、山本には深く受け止めてもらいたい」と相方に反省を促しながら号泣。
「16年連れ添った相方がこういう形で報道されるっていうのはすごい腹立ちますし、情けないし、気持ちの整理がついていない状況です。本当に申し訳ありませんでした」と、深々と頭を下げながら長年の相方として謝罪しました。
生放送の冒頭で行われたこの号泣謝罪は、司会者としてはいかがなものかという意見もあったものの、その正直な胸の内と涙が視聴者の心を打ち、結果的に加藤の温かく頼もしい人柄を広く知らしめる結果となりました。
それから24年後、吉本の闇営業問題で所属事務所に物申すという熱い男気を見せていましたが、さすがに涙は流していなかったですね……。
山本は2016年に事務所に復帰。極楽とんぼとして、ラジオやネット配信番組などで活動していましたが、今年1月には復帰後初めてのコンビでのレギュラー番組「週末極楽旅」(BS日テレ)をスタートし活動の舞台を広げています。これも二人の絆の強さのたまものなのかもしれません。
<賛否両論>
フジモン&出川哲朗 雨上がり解散番組での涙に別れる意見
雨上がり決死隊が解散を発表した「アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」。ここで男泣きを見せたのは、当事者である蛍原徹でも宮迫博之でもなく、ゲストに招かれた出川哲朗とFUJIWARAの藤本敏史でした。
番組後半で出川は、「アメトーーク!』は間違いなくバラエティー史上に残る番組だからそれを作ったことを誇りに思ってほしい」と蛍原と宮迫の功績を褒め称えながら嗚咽(おえつ)。さらに藤本は「宮迫さんが悪いんですやん! 宮迫さんのせいですよ!」とハンカチで口元を押さえつつ大号泣して宮迫を糾弾(きゅうだん)。
この二人の涙には「感動した」という声もありましたが、バラエティー番組にはふさわしくないとマイナスな意見も多かった模様。
その後、「何とかならないんですか、東野さん」と号泣している藤本に振られた東野幸治が、「俺、ケツ、仕事あんねんけど」と一刀両断で落としたことは視聴者から賞賛されていました。
個人的には、藤本が号泣した途端に石みたいになってスルーしていた相方の原西孝幸も注目ポイント。彼のああいったスタンスがあってこそのFUJIWARAのコンビバランスなのだと、妙なところで彼を見直してしまいました。