ユニクロコーヒーが目指すのは?想像してみた

 プレスリリースを見たとき、これはあくまでも一例だと思っていましたが、本当にこれがすべてでした。サイズのバリエーションもないので、悩む余地もありません。私が注文したのは、数量限定のゲイシャ種ハンドドリップコーヒーとバタークッキー。

ユニクロ初のカフェ「UNIQLO COFFEE」に、ちょっと物足りなさを感じた理由
(画像=銀座ウエスト バタークッキーは2枚入り、『女子SPA!』より引用)

 さまざまなフレーバーのドリンク、サイズやカスタマイズが身近に感じられるようになった今、このシンプル過ぎるメニューの洗練感や潔さは、目からウロコの感覚でした。

 冷静に考えてみると、このユニクロコーヒーが目指しているのは、「主役はあくまでも衣類などの買い物。買い物を快適に楽しみながら、ほどよい癒やしを提供すること。ここでの体験を通して“銀座”を感じること。ユニクロ銀座に来た記憶を素敵に印象づけること」なのでしょう。

目の前で丁寧にドリップコーヒーを淹れてくれる

ユニクロ初のカフェ「UNIQLO COFFEE」に、ちょっと物足りなさを感じた理由
(画像=「5分ほどお待ち下さい」と言われ、目の前で丁寧にハンドドリップコーヒーを淹れてくれる、『女子SPA!』より引用)

 コーヒーを待つ間にカフェスペースを見渡すと、客席は4席のみ。テーブルや椅子は長居したくなるようなものは置かれておらず、テイクアウトがメインになっています。

ユニクロ初のカフェ「UNIQLO COFFEE」に、ちょっと物足りなさを感じた理由
(画像=店内は内装や家具まで一貫してシンプルにまとめられている、『女子SPA!』より引用)