野田聖子氏 決意表明を2分で済ませた
最後に、今回の総裁選告示前日に出馬表明をした野田聖子氏は、決意表明を約2分のぶら下がり取材(編集部注:記者会見ではなく、囲んで行う取材)で済ませました。
「これまで主役になれなかった女性、子ども、高齢者、障害者が、しっかりと社会の中で生きていける。そして、生きる価値があるんだという、そういう保守の政治を自民党の中で作り上げていきたい」
これが今回の総裁選挙で野田聖子氏が訴えていることです。
野田氏の選対本部長は三原じゅん子氏
この決意表明の際、記者たちに野田氏を紹介したのは三原じゅん子参議院議員でした。政治に詳しい人の中には、「三原じゅん子氏と野田聖子氏の考え方はかなり違うのでは」と思う人もいるかもしれません。しかし、そもそも三原氏が政界入りするきっかけを作ったのは野田氏です。三原氏が選対本部長に就任したのも、そうした関係があるからです。
あとに続く女性政治家のために
小池氏、高市氏、野田氏。3氏それぞれに個性があり、批判も称賛もあります。しかし、あとに続く女性政治家のために、道を切り開いていることだけは間違いありません。
<文/畠山理仁> 畠山理仁 【畠山 理仁】フリーランスライター。1973年生まれ。愛知県出身。早稲田大学第一文学部在学中の93年より、雑誌を中心に取材、執筆活動を開始。主に、選挙と政治家を取材。『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』で、第15回開高健ノンフィクション賞を受賞(集英社より刊行)。その他、『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)、『領土問題、私はこう考える!』(集英社)などの著書がある。『コロナ時代の選挙漫遊記』(集英社)を10月5日刊行。 公式ツイッターは@hatakezo
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